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ピッティウオモ報告看板
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ピッティウオモ入り口

6/22
 今回の旅、もう一つの目的フレンツエサンタマリアノッヴェラ駅北バッソ要塞内で開催のピッティウオモを見にいく。朝、ピッティウオモ会場に行く前にポンテヴェッキオ近くマンニーナへ店主夫妻の元気な顔を見に行く。ついでに一足オーダー。そして母への土産を求めにサンタマリアノッベラ教会に。そして中央市場であの最高に美味しいトリッパのパニーニを求め、食べながら歩いてフレンツエサンタマリアノッヴェラ駅北バッソ要塞内の会場に向かう。

 夏のピッティは初めて。今回は冬のピッティウオモからまだ5ヶ月しか経ていない。なぜわたしがここにピッティウオモに通う理由か自問自答してみた。メンズスーツの世界は正直言ってあまり急激な変化はない。ペンシルストライプ、グレンチェック、ウインドペンなどなど、紳士服の半分以上を占める伝統柄は差し色は変れどほとんど変化がないのが現実。アルマーニが出たときは大きく変わったスーツ世界だったが、スーツの基本デザイン(あくまで基本)もすべてウインザー公の時代に完成していたということも言える。ピッティウオモは次のシーズンに売れるものを提示するビジネスの現場ではあるが、伝統的なファッションを好むヨーロッパの市場で認められている会社が数多く出展している。何がおしゃれかというよりもなにが正しいスーツかを問われる場である。やはりスーツは西洋の服=洋服で、現在、英国でスタイル、製法の確立したスーツを素材・デザイン・製法の3方向においてもっとも極めているイタリア、その中で名店、名ブランドが集まるピッティウオモを見つめるのはとても意味のあることだと思う。

 今回の特徴を箇条書きで。

紺無地ジャケットは完全復活。展示もよくしてあったし、バイヤーたちもよく着ていた。やはり合わせるのが楽。
明るいグリーン(雨ガエル色?!)と薄いパープルを差し色としてよく見かけた。ミラノの街のショップでもこの2色を使ったシャツ、ネクタイが目についた。
・濃紺ストライプはジャケット・スーツともに健在。
・焦げ茶のジャケットをよく見た。キトンのブースでも目立った。ナチュラルな木材の色にちかい焦げ茶だ。個人的に焦げ茶好きの私としてはとてもうれしいかぎり。
・クラシコイタリアゾーンでは常連の出展社のブースのほかに日本の写真家、川内倫子の写真を紹介していた。

 バイヤー、参加者のおしゃれを見るのもピッティの楽しみの一つ。しかし今年のフィレンツエ、35度近い高温。湿度も決して低くない。さすがにおしゃれなバイヤーたちでもこの時期のスーツネクタイは厳しい。冬にはジェントルマンスタイルが多くを占めるピッティもはやりのクールビズではないがセンツアクラバッタつまりネクタイ無し派が8割を超える。レッド、ピンク、イエローなどカラーのパンツは全盛。白のパンツをはいたバイヤーも多い。一時は靴下が見えるほど短くなったパンツ丈もジーンズの丈に近くなり靴がかぶる長さをよく見るようになってきた。そこで2005夏ピッティウオモでのイタリア男の着こなしを見てみよう。


スーツスタイルの2人 大きめのカラーのシャツがすてき 精悍な男にシャツボタン2つはずし ご年輩も紺ジャケ
スーツスタイルの2人、決まっています。 大きめのカラーのシャツがすてき。 精悍な男にシャツボタン2つはずしがセクシー ご年輩も紺ジャケ、ベージュパンツで若々しい。
コットンジャケット 焦げ茶のストライプ服地 グレーのストライプジャケット 茶の無地で美しく仕立てたスーツ
コットンジャケット&コットンパンツで男らしく。 焦げ茶のストライプ服地を使った細身のスーツ。 グレーのストライプジャケットにジーンズ。レイバンがクール。 茶の無地で美しく仕立てたスーツに人生の年輪を感じる。
赤パンブラザース 生成ホワイトの麻のスーツ 生成り白綿ジャケ 紺ジャケに麻のチーフ
よ!赤パンブラザース

生成りホワイトの麻のスーツ

生成り白綿ジャケでポロシャツの衿をたてて着る。パンツはサックス。 紺ジャケに麻のチーフをTVフォールドで。タイなしでも真面目に見えます。
メタルボタン、ストライプタイ、白パン。紺ジャケの一典型 紺のスーツに紺のタイ トライプのジャケット ピンクパンツがおちゃめ
メタルボタン、ストライプタイ、白パン。紺ジャケの一典型 紺のスーツに紺のタイ。TVフォルドのチーフで男を上げる ピッティでよくみるハッキリしたストライプのジャケット。 麻のチェックジャケットに麻のチーフ。ピンクパンツがおちゃめ。

6/23
 プラートからミラノまではユーロスターで行く。ミラノで最近レオンなどでよく記事をみるヴェルチェッロ通りちかくの有名店アルバザールに行ってみる。レオンの記事と大量の日本人の名刺が壁に貼ってあるに辟易するが、これはイタリア流の親切心。徹底的にきどるのではなく当店は日本でも有名なんですよ日本人でもヨーロッパ人でもおしゃれな人なら歓迎か。アルバザールは日本のセレクトショップに比べて割安。パンツもギ・ローバーあたりのシャツで100ユーロくらい。品揃えもかなり豊富。日本にはカラフルでド派手目のショップとして紹介されているが「セレクトショップ」ということばより「メンズショップ」という言葉が似合うオーセンティックでいい店だった。

 モンテナポレオーネのアンジェロフスコの店は本当にエレガント。ネクタイ、スカーフ類だけがおいてあり優雅な初老女性がていねいに接客してくれる。天井にかかっているシャンデリアもすばらしい。グランドピアノの置いてある店内はモンテナポレオーネの雑踏とはなれとてもゆっくりとした時間が流れている。ミラノッ子がゆっくり一本のネクタイをだいじに選んでいた。


パオロゼニア アルバザール アルバザール
エルメネジルドゼニア服地部CEOパオロゼニアとフィレンツエ、ピッティウオモで。 ミラノ、アルバザール店内、パステル系が多く楽しい。 ミラノ、アルバザール店内。

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