ことしもロロピアーナ社の新しい春素材をご紹介できることを喜んでいます。最近よく使われる「世界観」ということばを使うのはちょっと軽いかなと思いますが、間違いなく「ロロピアーナの世界」というものは存在します。ストイックにオーストラリア、ニュージーランドなど生産地に直接赴き良い素材だけを選び、それを「クラシックスタイル」に軸足を置き、「革新=イノベーション」をスパイスに織物を作る。落ち着きがありながらもラグジュアリーでエレガントな「ロロピアーナの世界」を実現しています。

ロロピアーナ素材の服を着れば、いままで着たものと何かが違う上質をきっと体感できるはず。メガブランド、ルイヴィトンモエヘネシーグループがその織物工場を自分の傘下に収めたかった欲望もわかる気がします。そのロロピアーナ素材をこの春もオーダーサロンタナカはご提案いたします。

長く愛されているネイビージャケットホップサック素材

ロロピアーナ社と直接取引を25年以上続けています。その間、ずっと継続してコレクションに入っていたネイビージャケット素材が今日ご紹介するツイスター。ツイスターはオーストラリア産のスーパー120ウールを強く撚り合わせた糸を100%使用し、表面に網目状の起伏があるホップサック素材です。

ツイスターをご紹介する場合によく言われることは、馬具洋品店から始まったフランスのあの有名なハイブランドのメンズのネイビージャケット素材としてこのツイスターを採用され続けていること。

ロロピアーナのホップサック素材はスーパー150オーストラリスもございます。しかし比較すると太い羊毛のスーパー120ウール100%使い、270g/mで仕上げた「ツイスター」のほうがコストが高い素材です。製法にコストの掛かるハイツイスト(強撚)糸によるさらっとした手触りがオンリーワンなのでしょう。

通気性が極めてよく、軽やかで、表面感もある素材は春から夏、初秋にかけて愛用いただけるネイビージャケットとなります。

春を感じる色合いスプリングネイビーを選びました。

ロロピアーナの担当者と反で買い付けるツイスターの色を選ぶ際、2022年ロロピアーナの推奨する「ツイスター」の色合いは通常のダークネイビーよりすこし明るい色だとのこと。一見、明るいようですが、ロイヤルブルーほど明るすぎず、抑制の効いた上品さ、上質が表現された色です。日毎に陽光が明るくなる春にふさわしいネイビーなので「スプリングネイビー」と名付けました

ネイビー無地ジャケットをいくつかお持ちのお客様ももう一着欲しくなる色合いです。

「ツイスター」スプリングネイビージャケットのお仕立て

立体感のある本バス毛芯仕立ての総裏をお選びならしっかり感がでて春夏秋スリーシーズン着用できます。軽量毛芯「アンバイ仕立て」の背抜きをお選びなら通気性がよく、春夏の軽やかなジャケットになります。

ロロピアーナ 「ツイスター」スプリングネイビー無地
made in Italy オーストリア産エクストラファインウール100% 1mあたり270g/m

スペシャルプライス オーダージャケット価格 64,000円(税込)

ロロピアーナ 「ツイスター」スプリングネイビー無地

ネイビージャケットはボタン選びで表情が変わります。

リアルホーンボタン(本水牛)、象牙椰子の実を削ったナットボタン、高瀬貝の美しい貝殻を削ったシェルボタンなど高級ボタンを揃えています。

明るい色調のリアルホーンボタン(本水牛)追加料金なしです。
メタルボタン各種 追加料金なしです。
象牙椰子を削り出したナットボタンもステキです。追加料金なしです。
下の2つは黒高瀬貝と赤高瀬貝は追加料金なしです。上の白蝶貝だけはプラス6000円となります。