メールの時代だと言われてますが、テーラーになって以来ずっと年賀状と暑中見舞いのはがきはかかさずお客様に送っています。年賀状はクリスマスカードのほうがおしゃれかなと思ったこともありますがクリスチャンでなく仏教徒の日本人ならやはりこれでいいのかなとも。
いつ出すのか
暑中見舞いはかならずお盆の前に出し、お盆がすぎたら残暑見舞いといわれます。夏まっさかりの8月は暑いのでオーダーのお客様が少ない時期。だから例年長めのお盆休みをとります。ことしは8月12日から8月20日まで8日間。そのお盆休みの告知も兼ねて暑中見舞いを8月はじめにはいつも投函しています。
誰に出すのか
おかげさまで当店にはオーダーの経験のない新しいお客様が多くご来店します。MacのFilemaker proで顧客データを管理していますが、1月から今までの新しくお客様となった方のデータをこの時期まとめて入力します。ずっと店主の私がこの作業をパソコンのモニターに向かって黙々とやっていましたが、ことしは妻が入力方法を覚えたので入れてもらいました。ことしは今までのお客様と新しいお客様と合計800通出すつもりです。
どうやって文面を作るのか
郵便局員のお客さまKさんかが手配してくれたインクジェット用「かもめーる」に印刷する文面は、Mac標準のワープロアプリPagesで作ります。基本的には画像と文面で構成しています。画像はこの秋冬のイメージに沿ったピッティイマジネウォモで取材したバイヤー達の写真をWaterlogueというiphoneアプリでイラスト風にしています。
どうやって印刷するのか
現在はインクジェットプリンターキャノンG5000で印刷しています。以前は年賀状、暑中見舞いを印刷するたびインクを頻繁に交換していました。プリンターは安くしてインクで利益を出すというプリンタメーカーの戦略でしたが、インクは高く、その上インクの交換が煩雑でわれわれユーザー辟易していました。このプリンターは顧客の声を反映したのか価格は3万以上とすこし高いですが、インクは大容量で長持ちします。ただMac用のプリンタードライバーの性能がいま一歩で、カタログデータとは違い、印刷にはけっこう時間がかかります。このあたり改善の余地在りでしょう。ドライバーのアップデートを待っています。