当家の近く、名古屋市役所、愛知県庁の近くの道路に試験的だそうですがラウンド・アバウトが設置されました。ロータリーともいわれますが信号なしに交差する道路をスマートに行き来できる仕組みでヨーロッパでよく見ることができます。イタリアの地方都市やコミュニティには必ずと行っていいほどラウンドアバウトがありました、少し土地が多めに要るとはいえ非常に合理的なやりかたで日本にも導入をすると良いなと思っていました。よくイタリアを語るときに、スリが多いとか電車や郵便が遅れるとかあたかも文明が遅れているような言い方をされる人がいます。しかし日本がまだ弥生時代でほぼ原始時代とも思われる頃、上下水道に立派な幹線道路が作られた世界に誇る文明が花開いた国です。わたしが初めてイタリアに行った25年前、日本ではまだETCなど影も形もない頃、すでにTELEPASSというETCが高速に完備していました。日本のようにまだ電柱が目立つ歴史的都市もありません。イタリアは間違いなくインフラ先進国です。
そのラウンドアバウトですがちょっと寄り道して回ってみました。悪くありません。
急に思い出しましたがビートルズのペニーレーンの4番の歌詞にラウンドアバウトが出てきますね。
Behind the shelter in the middle of a roundabout
A pretty nurse is selling poppies from a tray(BEATLES PENNY LANEより抜粋)
(ワタシ的和訳)ラウンド・アバウトの真ん中にあるシェルター(防空壕?)の後ろにはは可愛い看護婦さんが皿にのったポピーを売っている。
そういえば
洋服屋的に言うとペニーレーンの2番にはマッキントッシュのゴム引きのレインウェアのことも出てきます。英国ではマッキントッシュってレインコートの代名詞くらいポピュラーなんですね。
On the corner is a banker with a motorcar
The little children laugh at him behind his back
And the banker never wears a mac
In the pouring rain
Very strange(BEATLES PENNY LANEより抜粋)
(ワタシ的和訳)角にはバイクに乗った銀行家がいるよ。小さい子供は彼の後ろで笑ってる。だって雨が降ってもマッキントッシュも着ないんだから。変だよね。