ロロピアーナタスマニアン170のダークネイビー無地が届きました。
生産が遅れていたロロピアーナタスマニアン170のダークネイビー無地が届きました。先行予約されたお客様もいらっしゃいますので、残りあと5着、スペシャルプライスオーダースーツ価格118000円（税込）でオーダーいただけます。興味深いのはなぜ生産が遅れたかの理由ですが、タスマニアン170を織るのに使うエキストラファインウールが十分に手配できなかったとのことです。細番手羊毛が採れる羊を飼う牧場はごく限られていて、入荷する量が少なかったというのはロロピアーナタスマニアン170の希少性を理解できるエピソードです。
スリーシーズンスーツ素材と夏スーツ素材の違い
3月は夏以外着用できるスリーシーズン（春秋冬）スーツ素材と、４月下旬から夏を通して着用できる夏スーツ素材が混在します。オーダーの際にはお客様にはどちらがいいか確認いたします。それではスリーシーズンスーツ素材と夏スーツ素材の特徴を比較していきましょう。
スリーシーズン素材
1ｍあたりの重さ 230ｇ〜290ｇ
織り方 主に綾織 目が詰まっている
素材 ウール100％が中心
当店が扱う素材 VBCペレニアル110 ロロピアーナタスマニアン170 ドーメルアマデウス365 エルメネジルド・ゼニアトラベラーなど
夏スーツ素材
1ｍあたりの重さ 190ｇ〜260ｇ
織り方 主に平織り 通気性が良い。
素材 ウール100％ もしくはリネンシルクミックス ウールモヘア
当店が扱う素材 VBC120 VBCウールリネン ハリソンズレクイエム エルメネジルドゼニアループ ドーメルトニックウール ロロピアーナサマータイム
スリーシーズンと夏の中間的素材
ロロピアーナツイスターナチュラル２ウェイズのように綾織でも通気性の良いオープンな織り方の素材のものもあればドーメルトニックウールのように平織りでも目付けをしっかりつけて春から着用できる中間的な素材もあります。
スリーシーズンスーツ素材と夏スーツ素材の仕立て方の違い
スリーシーズン素材は美しく立体的に仕立て上がる本バス毛芯仕立てを選び、滑りがよく、耐久性もあがる総裏にするのがおすすめです。夏スーツ素材は涼しく仕立てたい。涼しさは軽さです。ですから軽量毛芯を使い肩パットのないアンバイを選び、通気性が良い背抜きにするのがいいでしょう。
