当店のお客様にはご存知の方も多いのですが、当店のすべてのスーツ、ジャケットの設計、縫製監修をしているモデリスト柴山登光先生と御子息でもある柴山桂太京都大学准教授の対談がyoutubeに掲載されました。

日本いや世界最高のモデリスト柴山先生はオーダーサロンタナカを支えています。

パタンナーは型紙を設計するだけの人ですが、モデリストは自ら設計した型紙がイメージ通りのスーツができあがるか縫製工場にその技術を教えながら監修して仕上がりまで責任を持つ人で、イタリアでモデリスタと呼ばれ大変尊敬を集めています。ナポリの名店アットリーニの総帥、チェザーレ・アットリーニ氏あたりが先駆者となります。当店のスーツがお客様からの評価が高いのは間違いなく柴山先生のお仕事のおかげにほかなりません。

今回の動画は、当店のお客様はもちろん、スーツエンスーにとっては興味深い話満載で、京都大学准教授柴山桂太さんさすが切れ味の鋭い対話で先生の人生を淡々と聞き出しています。先生の話は当店のスーツの根幹的部分の話もあり頭がいいお二人が話しているのが非常に楽しいお話満載です。先生も私と同様にピッティーウォッチャーでピッティの近年のカジュアル傾向も話題にのぼりました。

お話の中で日本の繊維製品の国産率はなんと1.4%だそうです。当店は100%国産で柴山先生の監修でものつくりを行っているもはや日本では稀有な存在となりました。