ローマテルミニ駅から1時間40分、いつものようにフィレンツェサンタマリアノッヴェラ駅に午前10時前に着きました。実は前日イタリアカラブリアあたりで鉄道架線事故があり、ほとんどの国際列車遅延運休になっていたことを後から知りました。タッチの差で問題なく来ることが出来たことは、本当にご先祖様、いつも出発前に旅の安全を祈願している袋町福生院お聖天さまのご加護を感じずにはいられません。
ピッティイマジネウォモのメインとも言われる1月のピッティに来たのは4年ぶり。新たな気持ちでエントランスに入りました。コロナ禍があったことを忘れたかのように多くにオシャレな男女が歩き会場のにぎわいが戻った気がします。
約束していたステファノビジさんとも会場内メインパビリオンで再会。おすすめのネクタイ素材のプレゼンをひと通り聞いた後、来秋冬のネクタイコレクションを選びました。
その後、会場内ブースを巡り、新アイテムがないか、クラシックスタイルの新傾向などを調査しました。
コロナ前には入場者の一部のファッションには行き過ぎ、やり過ぎ感がありましたが、今はクラシックスタイルベースの落ち着いた着こなしに戻って来た気がします。
昨年の秋は当店でも多くのお客様からウールのコートのオーダーを頂きましたがこのピッティでも極めて多くの来場者、バイヤーがクラシックを感じるウール、カシミア系のコートを着ていました。約10年前は黒のナイロン系コートやダウンコートが全盛だったことを思うと隔世の感があります。
また詳しいクラシックスタイルの報告は帰国後このブログでいたします。お楽しみにお待ちくださいませ。