ロロピアーナタスマニアンは1970年代後半新発売しました。それまでの手触りが堅く、しっかりした英国製の服地がシワにならず良いと言われていたスーツ素材の概念を変えた服地です。ロロピアーナ社がローマ法王庁に法王や枢機卿の儀礼服として使われてきた細番手(リリース当初はスーパ100)の目が詰まった織物をタスマニアンと銘打ちスーツ素材として発売したところ柔らかく着心地が良いのにシワの戻りが早いと評判になり、欧米のテーラーやブランドがこぞって使うようになりました。今ではタスマニアンに似た細番手使いの3シーズンツイル素材は各メーカーが追随していますが、やはり先行メーカーとしての利はあります。
他のメーカーでは入手困難なエクストラファインメリノ170をオーストラリアで買付け、タテヨコに双糸で1mあたり250gと織り上げたスリーシーズン素材の世界最高峰です。美しいツヤを持つ繊細な表面感で極めて柔らかい素材感が世界の洋服好きから絶賛されています。
タスマニアン170は究極の「リアル・クローズ」
ショーのための衣裳や、スペックの高さだけを競うためではなく、現実社会でビジネスに着られる最高峰がこのタスマニアン170です。
タスマニアン170でできあがったスーツは繊細そうに見えますが、極細番手ウールを双糸で高密度で織ったため一日着たあとハンガーに掛けておくと、脇やひざ裏についた小じわはきれいに取れてまたビジネスで快適に活躍できる状態に戻ります。これがわたしどもが「究極のリアル・クローズ」と呼ぶ理由です。ウールのスペックとしてはカシミアとそう変わらないので柔らかさも最上級。
スーパー190、スーパー200などこれより柔らかい素材はコレクターズアイテムとしては良いかもしれませんがあれだけお値段が高いとビジネスで着られるリアル・クローズとは言えません。
トランクショーでは139,800円でオーダーいただけます。
現在、ロロ・ピアーナに限らずエレガントなアイテムは世界的に価格上昇しています。そんな中、当店はロロ・ピアーナ社素材を多く扱うため、特に有利な条件でオーダーいただけます。シーズン中にロロピアーナタスマニアン170をバンチサンプルでお求めになるとオーダースーツ価格168,000円(税込)となります。本日、そして明日のトランクショーでオーダーされる場合オーダースーツ価格139,800円(税込)となります。

さらに3種に限り反で買い付けたため13万円とお求めやすい価格です。
ロロ・ピアーナ タスマニアン170の中で特に人気の高い、原毛のレベルで染めたトップダイのダークネイビー無地、ミディアムダークグレーシャークスキン(入荷しました。)、ネイビーブルーピンストライプ(入荷しました。)の3種は反で買い付けましたので、さらお求めやすいスペシャルプライス、オーダースーツ価格130,000円(税込)でお求めいただけます。こちらはトランクショーの後でもオーダーいただけますが数量完全限定となります。


