洋服関係の書籍は有るようであんがい少ないものなので見つけると買う事にしている。昨日アマゾンで「SAVILE ROW」という本を見つけた。昨年一月ドーメルロンドン支社に訪問した際、支社長のパトリックさんにヘンリープールをはじめセヴィルロウテーラーのいくつかに案内してもらい、マスターテーラーの話を聞いた。そしてパトリックさんにおみやげとして「SAVILE ROW The master tailors of british bespoke」というJames Sherwoods著の大著をいただいた。写真もすばらしくトムフォードの序文もあり内容も充実している力作であるがなにせ英語なのでひろい読み程度となってしまう。みつけた「SAVILE ROW」はその本の翻訳かと思い、とりあえず買ってみた。今日着いたのだが長谷川善美著となっているので別の本だということはわかったがセヴィルロウについて日本語で詳しく書いた本は見た事がなかったので参考になりそうだ。今日から読んでみる事にする。また英文の本も英語の復習にもなるのでぼちぼち読む事にしよう。
「紳士服の聖地」と称される場所がある
ロンドンのメイフェア地区に位置する、僅か500mに満たないその通りを人々は敬意と憧憬を混めて「ゴールデンマイル」、黄金の道と呼んだ。その通りの名こそ、サヴィルロウだ。ヨーロッパにおけるメンズファッションの歴史は、イングリッシュ・テーラリングが率いてきたと言っても過言ではない。サヴィル・ロウが位置するロンドンは14世紀より700年を超える歴史を培ってきた。
「SAVILE ROW」長谷川善美著から抜粋。
左「SAVILE ROW」右「SAVILE ROW The master tailors of british bespoke」
上「SAVILE ROW The master tailors of british bespoke」下「SAVILE ROW」