アンコンが大人に進化しました。

当店で人気のある雨降り袖(マニカカミーチャ)のアンコンジャケットに加え、もう一つのあたらしいアンコンジャケットができました。7月から日本最高のモデリスタ柴山登光先生と取り組んできた成果です。軽い着心地と美しく自然なラインが特徴。いままでのアンコンのように前面にカジュアルなディテールを出したデザインではなくあくまでも大人っぽく上品に仕上がりました。当店にプロトタイプが展示してあります。ご来店してご確認のうえオーダーください。当店に展示してあるジャケット地ならどれにでもこの仕様をお使いいただけます。オプション料金はかかりません。いままでのアンコンも使えますので服地の持つ素材感やカジュアル度によって選ぶ楽しみができました。

新しいアンコンジャケット
の特徴

  • 通常アンコンの場合、薄い芯を接着して作る場合が多いのですが、一枚の薄い毛芯を前身に縫い付けています。アンコンという言葉は「構築的な物を排除する」ということですが薄い毛芯を縫い付ける事により美しいシルエットが実現しました。薄い毛芯なので通常のアンコンジャケットとほとんどかわらない軽さです。
  • あえて雨降り袖(マニカカミーチャ)ではなくふつうの袖をつけました。しかし肩パットは使用していません。ナポリ職人のあいだでマニカマッピーナとよばれる盛り上がった袖付けに近いテイストを実現しました。
  • ジャケットの内側は表地を切り替えて使用しています。そのため表地の味わいが着てより感じるようになります。
  • ジャケットの内側にiphoneなどスマートフォン用パッチポケットを付けました。

(注)通常のスーツはこれよりしっかりした毛芯にさらに馬の尻尾の毛(本バス)をバストにプラスして縫い付けています。ですから一番立体感のあるのは毛芯仕様そして次に立体的なのはこのアンコンジャケットとなります。

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こんなきれいな出来上がりでもとても軽い。

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肩は雨降り袖ではありません。でも肩パットは入らずフェルト一枚でていねいに仕上げています。

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肩パットがこのように入っていません。

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iphoneなどスマートフォンが入るパッチポケットがジャケットの内側についています。

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袖は本開き、水牛ボタンが標準仕様でオーダーサロンタナカならオプション料金は不要。