以前名古屋のオーダー靴店シューズボナンザさんにハイシャインという靴の磨き方を教えてもらった。サフィールの靴クリーム、つや出し、そして馬毛ブラシ豚毛ブラシ、クリーム用ぶらし2種を買い、時間があれば靴を磨いている。黒靴はなんとかできるが茶の靴はしろうとの悲しさで上手に磨けない。そこでお客様に教えてもらった昨年末できた靴磨き専門店名駅「ゴッチ」に出かけていった。持っていった靴はスコッチグレインのフランス鞣しの革をつかった外羽根靴とフィレンツェマンニーナで10年前に買ったモンクストラップ。ゴッチさんは柳橋交差点を南に一本行き西に入ったところにある。こぎれいなブティック風店内に入るとバーカウンターがしつらえてあり靴磨きの様子が見えてとても楽しい。靴談議しながらカウンターに腰掛け待つのもいいもんです。コバもキレイに染めて、クリームも手で丁寧に塗り、磨き込む。やはり素人のわたしがやるのと全然違うできあがり。

物を買うのも楽しいが長くつかえるものを修理したり手入れするのはとてもわくわくする。「再生」する喜びとでもいうのかな。それにかけるコストはまったく惜しくないものだ。「ゴッチ」さんで靴磨き一足1575円(税込) あの仕上がりなら高くありません。いちど磨けばしばらくは馬毛ブラシの先で軽くブラッシングすると輝きがよみがえるそうです。美しく輝く革靴は良いスーツをさらに良く見せる着こなしの重要ポイントでもあります。

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コバを染める。

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クリームを手で丁寧に塗り付ける。クリームを適量とるのには手が良いそうだ。

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スナップを利かせて目にも留まらぬ早さで磨く。

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磨き前                 磨き後

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店主の早川さんにかかれば古いマンニーナのモンクストラップもこの仕上がり。