宮内庁のサイトから京都御所や桂離宮などの見学予約が出来ると知った。桂離宮はずっと満員と表示されているのではがきをだしたら12月にあたった。よく見ると皇居も予約できる事に気づく。ヨーロッパに通うようになって日本は象徴天皇制でほんとうにいいものなあと思っている天皇好きなわたしだがいままで皇居見学ってしたことない。ということで先週そのサイトで予約して昨朝9時45分に参内した。
東京駅から徒歩10分桔梗門でセキュリティスタッフ(皇宮警察)により名前をチェックのあと個人で予約した人、団体とまとめて門をくぐった。門の向こうにゲストハウスがあり皇居見学の経路、案内、売店などがあった。そこから旧枢密院前、富士見櫓、宮内庁、宮殿、二重橋、伏見櫓、山下通を2.2km歩くルート。皇居に中に入ると案外人が普通にいてクルマも何台も通っている。 次の日に外国大使が参内するようでサイドカー付きのバイクが隊列を組んで走行練習していた。皇居の中は自然が多くてすばらしい。外国の血を血で洗って権力を勝ち取った王のきらびやかなバロックの城と違い皇居の建物はあくまで直線的で質素。そんな簡素さは日本の美が表現されていて外国のひとたちからミニマリスムとして評価されている。 いつも下から仰ぎ見る二重橋の上の鉄橋から見る皇居前広場の景色は圧巻だった。見学時間は約一時間半。終わったらお堀の周りを左回りに半周して英国大使館に向かった。明日は水曜の休みで京都御所にスギハラとノダを連れて行く。なんてロイヤルな一週間なんだろう。
橋をわたって門をくぐるとゲストハウスがある。
巾160mの宮殿(うにアクセントをつけて発音する)の前を走るサイドカーの隊列
伏見櫓、林の向こうは天皇のおすまい吹上御所。