昨日は水曜でオーダーサロンタナカは定休日。朝ちょっとゴルフの練習に行ってから浜松西インター近くの妻の実家にでかけた。着いたら昼前だったので義母を連れてドライブがてら金指までうなぎを喰いに行くこととなった。実はわたしの好物はイタリア料理ではなく実は鰻と餅。鰻についてはこだわりはなく背開きだろうが胸開きだろうがどんな店のどんな鰻でもありがたくいただく言わばフトコロの広い鰻好きだったが4年前ダイエットをしてからあの栄養豊富なうな丼やうな重を喰う事はほとんど無くなった。昨日はたまに食べるのならそれほどダイエットにも影響ないだろうと久しぶりの鰻にちょっとうきうき。途中、JAがやっているファーマーズマーケット三方原に立ち寄った。友人のスギハラがデパートの物産展をこよなく愛するようにわたしは農協の直売所をこよなく愛好する。なにせ新鮮で美味い野菜が安く手に入るのでどこに旅をしても必ずと言っても立ち寄るのは野菜の直売所。 天竜川の河岸段丘として成立し、芋や根菜類が良く育つと有名な三方原の野菜が沢山揃った店内で葉物を中心に物色。いいお買い物ができました。そしてお目当ての金指「コジマヤに到着。三人でうな重松をを頼み、待つ事30分、漆のお重がでてきた。フタを開けるとキラキラ照りのいい鰻が鎮座した3年ぶりのうなぎが登場。背開きにした鰻を白焼きにして蒸してさらにタレを付けて炭焼きにした関東流。ふんわり柔らかい味わいを堪能した。
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ファーマーズマーケット三方原
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これだけ買いました。

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金指 コジマヤのうな重。紀州の実山椒をミルで削ってかけると香りがふわっと立つ。

妻の実家はもともと三ヶ日のミカン農家の出身。以前は家の敷地にミカンの木もあったのだが今は無い。 9年前になくなった義父がまだ元気な頃、植木屋で苗を買って来て庭に柚子の木を植えた。それがけっこうな大きさになりたわわに実がなってきた。そこでぼくが木に脚立をかけて登って収穫することとなった。脚立を木のそばに持って行こうとすると帽子をかぶって軍手をはめないと柚子の枝にはバラのようなとげがでているのでけがするよと注意された。街暮らしのぼくはそういう知識がまったくない。だからこういうことをやらせてもらうと珍しくてわくわくする。枝をひっぱってたわわになった柚子を植木ばさみで切って下に落として後で拾い集める。ポリバケツ2杯分山盛りたっぷり収穫できた。自然にまかせていたので売っているものとは違って小さくて色も悪いが、消毒もせずそのまま育った実だから手をかけたものと違ったいわばワイルドな味わいもある。こんな沢山の柚子はどうやって食べようか、表面を削って薬味にする、実を絞ってポン酢にする、絞った後を砂糖をからませ煮てママレードにする。そして袋に入れてお風呂に浮かべ柚子風呂にする。柚子は冬の日本の喜びがつまっている。広島の親戚に作り方を電話で教授してもらい家に帰ってポン酢造り、マーマレード作りを楽しんだ。出来たポン酢はとりあえず一週間寝かせて味を見てみたい。
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庭の木にたわわに実った柚子
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これだけ収穫しました。