65歳になりましたが、テーラーというこの仕事を楽しみながら、元気続けることができるのはほんとうにありがたいことです。ただ一週間接客や業務をして続けていると、年相応にへたってくるのも事実。だから水木のお休みはとても大事な時間です。

先週は母といっしょに日間賀島にでかけました。名古屋からクルマで一時間たらず。そして船に乗って島に渡るというのはじゅうぶん気分転換となります。そして夜の美味しい食事も楽しみです。

もう15年以上前になりますが、知多四国八十八ヶ所霊場を折りたたみ自転車で巡礼をしたことがあり、日間賀島にも渡りました。知多四国八十八ヶ所霊場の開山所は知多市古見の妙楽寺。友人のスギハラが住職をしている寺でもあります。そんな思い出の日間賀島をぐるっと歩いて一周しました。この15年どうやって暮らしてきたか思いを巡らせながら。

10分だけでも船で荒海を渡ればそこは「海外」かも
島からはとなりの篠島、そしてむこうに伊良湖が見えます。
島でみかけたどこでもドア
三十七番札所大光院。15年前ここに来たんだなあと思い出にふける。
美味しい夕食でした。
たこつぼ。日間賀島はタコでも知られています。
荒海と松をながめる朝。
おばあちゃんと3人で。

近頃はその折りたたみ自転車に乗ることもほとんどなくなり、折りたたんだまま倉庫の片隅でホコリを被っていました。さすがに哀れに思えて、東区の名店ズノウチューブさんでタイヤを新品に交換して、ディレーラーを調整してもらいました。丁寧にホコリを払ってもう一度ペダルを踏むと、買ったばかりの走りが蘇ってきました。

最近は電動アシスト自転車などになびいていましたがまたこの自転車で街を走ろうかなとも考えています。来月6月にはコロナで休んでいたピッティイマジネウォモにも再び行きます。先日高野山で結縁灌頂を受けたときもそう思いましたが、今また人生を再起動しようという気分です。

ちゃんと調整したから走りも快調です。