外はあいかわらず寒いが、冬至から一月半が過ぎどんどん陽の光が明るくなり春めいて来た。そして今日は節分で近所の福生院御聖天様では節分会が行われている。今年は娘が満十七で数えでいうと十九の厄年だそうで厄払いのために節分会には参加させたい。高校があるので昼間にお参りにはいけないので昨晩の前夜祭に娘とふたりで参加した。古式ゆかしく、男は裃(かみしも)女は打ち掛けのいでたちで本殿に昇殿して、読経、加持、護摩、大般若経など真言宗智山派につたわる修法を受けたあと豆まきとなる。大須観音さんも同じく真言宗智山派でこちらでも今日は大々的に豆まきがおこなわれるが大須観音さんのやりかたは外には撒かずに内向きにまくそうだが福は内で内向きに3回、そして鬼は外で外向きに1回が福生院流。古い習慣をすて新しい自分に一歩をふみだす儀式が完了したお祝いに手締めとあいなる。