先週の水木は連休で大学時代の友人森川がゴルフに付き合ってくれるというので朝7時に家を出て福井にでかけた。今は平日ならゴルフは本当に安く気軽にできるのがうれしい。春がやって来て空気はぽかぽか、久しぶりのゴルフはほんとうに楽しかった。一ホールで沢山叩いてしまったホールもありスコアも凡庸だが運良くバーディ2つもとれた。なにより気の置けない男友達と近況を語り合った時間が楽しい。プレー中はスコアにこだわりながらじつは今更スコアでもないと思ってもいるこころの中。ゴルフが終わった夕暮れ時、一乗谷、朝倉氏遺跡に案内してもらった。川に沿った谷あいにかって多くの人が住み 栄華を誇った城下町の廃墟が広がる。廃墟と言っても芝生の茂った土台に基礎の石が残っているだけだがそれがまた物悲しく哀愁をそそる。立派なビルが立ち並ぶ光景ばかりみている目にはこういう何もない風景が新鮮で森川に歴史を解説してもらいながら興味深くながめた。夕方は森川夫人のてづくりの料理をごちそうになりながら一杯飲むというとても楽しい時間を過ごす事が出来た。
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福井 一乗谷 唐門
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福井 一乗谷 朝倉氏屋敷跡
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一乗滝 佐々木小次郎が修行した故事にちなんだ銅像

森川の家に泊めてもらい朝早く森川家をあとにした。朝からのどこにいこうにもあいにくの雨で目的地に困ったがいままで行った事がなかった天橋立を目的地と定め高速道路を走った。高速道路ができたのでいままでは名古屋から何時間もかかった天橋立も楽にいくことができる。福井から2時間半で到着した。天橋立、あめのはしだて、まあそんな読み方もできるなあとひとりぼっちで雨に曇った海を見たが、海の中にまっすぐな松原が伸びる景色はやはり特異な風景で天橋立の中の松並木の道を歩くと若狭湾側に美しい砂浜がひろがりいにしえのひとが日本三景と讃えるほどそれは美しい景色だった。
それから小浜に戻り、森川に教えてもらったすし屋、寿司良さんに行きお寿司をいただく。やはりさすが日本海の良港小浜ならではの魚も良質また仕事も極めて良質なハイグレードなお寿司でした。
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天橋立 知恵の文殊様 知恩寺
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天橋立 背の高い船が通る際この橋が回転する。 
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船から天橋立の松林を望む。
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天橋立のまんなかの散歩道
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若狭湾側には美しい砂浜 天橋立
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すし良 上寿司

〒917-0093 福井県小浜市水取1丁目8−14
0770-53-1521 水曜定休

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すし良 海のバターと言われる、のどくろの炙りを握りで

「けひにいってきた。」今回の旅の間ずっとぼくの頭に響いていた父の言葉。ずっとむかし父が気比神宮にいったと僕に教えてくれたことがある。そんなかすかな思い出をたぐって今回、敦賀のインターを降りた。古事記、日本書紀にも記述がある極めて由緒高いお宮だから「神宮」と称するはずで天皇家とのご縁が深い事はまちがいないだろう。カーナビに従って行くと森が見え、インターからほどなく神域についた。巨大でがっしりした鳥居が見え、その霊験あらたかな事が判る気がした。かってはいまよりずっと広い敷地だったそうだが区画整理でいまの広さになったようだ。隣にある敦賀北小学校の校庭に気比の神様が初めて降臨した聖域である「 土公」があり、古代のミステリアスな雰囲気をただよわせる。傘をさしながら気比神宮をあとにして
名神高速にはいったころには空が晴れて来た。家に帰って小浜の市場で買った天然のはまちとイカのお造りを母とともに舌鼓をうった。その時母に聞いたのだが気比神宮には父が当店の前身、田中商事の社長に就任した際、関係の深かった繊維商社の社長ににつれていっていただいたそうだ。あの父の声はそのときつまりほぼ45年近く前からの声だったのかと気づいた。 
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敦賀 気比神宮 大鳥居
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隣接する敦賀北小学校の校庭にいまも存在する土公