今現地時間1月13日朝4時ホテルの部屋のベッドでiPhoneを使いこれを書いている。
フィレンツェで年に二回1月と6月に行われるメンズファッションの祭典ピッティイッマージネウオモ、通称ピッティウオモが昨日開幕。初日から二日間参加する。今回ここに来る前いろんな方からテロは大丈夫ですかと声をかけていただいた。実際のところイタリア人だって怖がっているんです。ただそんな中デザイア渦巻く中ではあれどおしゃれの祭典は平和に盛り上がっている。今年のピッティはどうですかと多くの日本人、イタリア人から尋ねられる。でも大きな会場で繰り広げるムーブメントを今の段階で総括できる人なんて誰もいない。もしそんなのがあったら僕は嘘だと思うな。ですからちゃんとしたリポートは帰国後にいたします。
ピッティウオモ会場バッソ要塞入り口近く
会場にはこんな方がゴマンといます。
グレー軍団
この方にもごあいさつ
ロイヤルなダブルブレスト
フィレンツェの街が夕焼けに染まる頃会場をあとにする。朝から午後四時過ぎまで会場を歩き回っていたので下半身ヘロヘロ。定宿バリオーニで小休止後にマエストロ柴山先生と一部旅程を合流の友人タカシ夫妻とネットで予約しておいたフィレンツェ伝統料理屋ランティカノエでお待ちかねのフィレンツェ風ステーキを。
4人で1、6キロのキアーナ牛の塊のあまりの大きさにタカシ夫妻チョットひるむ。
待つこと三十分炭火でこんがり焼けました。
結局四人であのでかい肉塊を屠りました。ここまで綺麗に食うジャポネージも珍しいとお褒めに預かる。残ったまさにT字の骨はお犬様ならさぞ喜ぶことでしょう。
肉とともに赤ワインを二本空にしてテンション上がる日本人四人組は二次会トルナブオーニの名店プロカッチへ歩を進める。
プロカッチに着いたら店の電気はつけど、閉店したよと言われた。そこで我が拙いイタリア語で、後生ですから10分だけ飲ませてくださいませんかと懇願すると顔も心も綺麗な女神のような店員さんが快諾。調子に乗って銘醸ワイン、ブルネロモンタルチーノをいただきました。幸せな夜。
美しきプロカッチのカメリエーレと
尊敬する柴山登光先生と。