先週春物素材の入荷をお知らせして以来、多くのオシャレ好きのお客様にご来店いただいています。この時期にご来店のお客様はシーズンのオシャレ計画を考えてオーダーを希望される方が多いようです。春から夏にかけてコーデのマストアイテムはなんといっても濃紺ジャケット。ブルーの色が表現する清涼感、フレッシュさが季節にピッタリなのでしょう。以前は春夏の紺ジャケットといえば表面が平らなウールトロピカルかフレスコあたりだったのですが近ごろは表面感豊かな素材に注目が集まるようです。ことしの春夏紺ジャケットとして表面感に特徴がある3種類をピックアップして反で買い付けたので、当店ならではのスペシャルプライスでオーダーいただけます。この素材を三日間にわたってご紹介いたします。
最初にご紹介するのはイタリア製ロロピアーナ社スーパー130`sウール100%を1mに260g使い、ホップサック織りで織り上げた春夏ジャケット素材。ホップサックとかバスケット織りとか言われますがこの織り方が今の春夏濃紺ジャケットの代表的素材です。下の拡大画像でもわかるようにタテ糸に濃い紺、横糸にやや明るい紺と色を変えて織り上げてあるためおなじ濃紺でも深みを感じる色。 ロイヤルブルーと濃紺の間の色合いでしょうか。クオリティの高いスーパー130`sウールを使っているので美しいツヤが映え、手触り極めて滑らか。本バス毛芯仕立てにすると美しいツヤを持つドレープ感のあるエレガントなジャケットになります。もちろんカジュアル感のあるアンコン仕立てでも可能です。
イタリア製ロロピアーナ社スーパー130`sホップサック