昨晩、名古屋白川公園北、純上海料理の名店「茗圃」が近日オープンするのでその開店レセプションによばれて夫婦で出かけた。開店するのは大名古屋ビルヂングで名古屋の人は大名古屋ビルヂングといっただけで場所がわかるまさにランドマーク的な新ビル。ビルは完成しているがまだ一般の人には公開されていないので業務用通路を通ってレストラン階に行き、新しい店を見つけた。メニューは伝統的な「茗圃」の料理よりもモダンないわゆるヌーベルシノワ。シェフは以前「茗圃」に勤め大阪リッツ・カールトンに請われて出向したのち、この店の開店を任された若き料理人若林涼介さん。大勢の人間が行き交う名古屋駅前のいい場所に出店しクオリティの高い料理をだすのは決して簡単ではないかもしれないが、店主森さんが率いるスタッフの引き締まった顔を見ているとその困難を乗り越え、素晴らしい時間を楽しめる空間になると期待できる。店の名前「ラポール」とはフランス語で「縁」の意でイタリア語のラッポールトという言葉と同じ。名古屋に住む人、名古屋を通り過ぎる人が行き交う巨大なラウンドアバウトを眺めるこの場所で意欲的な美しい料理を味わいながら美酒をいただき、いい縁をはぐくむ空間になってほしいと思う。
夜はコースで4500円、6500円、8500円の3つのコースの設定があるそうだ。もしよろしければ新しく3/9に開店する大名古屋ビルヂング3階レストラン階「ラポール」におでかけください。
店の前の看板
前菜、一番右はピータンのムース
フカヒレ姿煮と赤米の日本酒
北京ダック
ハタの蒸し物を古いシェリー酒で
牛たんのグリル
卵白とカニの炒飯
マンゴープリンとカスタード饅頭
料理のコンセプトを熱く語る森店主
若きシェフ若林涼介さんとスタッフ。
大牌当でもお世話になった塚本さん。がんばってほしい。