フィレンツェ在住のブロガー、ゆきさんとこの夏に会った時、こんど帰ってきたら名古屋で食事しようと約束しそれで昨日名古屋に来てくれた。彼女はフィレンツェに16年住んでいてメルカートの食料品店で長く働いていた。イタリアでは食べ物に化学調味料は使わないが日本に帰国して和食店で日本食をお店で楽しもうとすると化学調味料が使われているのに敏感に気づくことがあるという。 弟達が経営している炭火焼き鳥きんぼしは化学調味料を使わないめずらしい焼き鳥屋だからきっとゆきさんもきっと楽しめると確信し予約した。店は相変わらず満員、テーブル席に座って何を飲もうとメニューをふと見るとトスカーナの高貴なワインブルネロ・ディ・モンタルチーノがなんと6500円、イタリアのレストランで飲んでも10000円以上はする。
酒はほとんど毎日飲んでいるので旨い酒は好きだがなによりコストを重要視している。だからだいたい一本1000円程度のワインしか飲まない。外食で頼むワインの目安は1本3000円くらいの安ワインし飲んだことないし、出張の際イタリアでもヴィーノデラカーザ(テーブルワイン)しか頼まない。でも記念日でもあったしせっかくフィレンツェから来てくれたので思い切ってこれを所望。
グラスに注ぐと臙脂色に加えブラウンを感じる色合い。グラスから放たれる香りも素晴らしい。こういう良いワインはゆっくり味わうものとゆきさんに教えられ、妻と三人で無化調の焼き鳥をつまみながらゆっくりゆっくり味わいました。たくさんたくさんおしゃべりしながら。
注いだ色がブラウンを感じる。
きんぼしは唐揚げも旨い。
うずらとアンチョビ
つくね
ゆきさんとご来店されていたお客さまSさんと。