6月がはじまりました。薄曇り朝、まだ気温が上がらない中、月始めの墓参に出かけてきました。
環境庁の設定では6月1日から9月30日の期間はクールビズ。小泉政権の環境大臣だった今東京都知事小池百合子氏の提唱で12年前始まりました。夏物が売れなくなって、テーラーはやっていけなくなると思いましたが、杞憂だったのか今でもテーラーを続けています。私個人として、摂氏30度を越える中、職場でスーツ着用を強制するのは良くないことだと思っていたのでクールビズも良かったなと思っています。ただスーツラバーが好きでスーツを着るのを禁じないでほしい。クールビズ期間中でもスーツが好きでネクタイを締める人を差別しないでほしいということを切に願っています。
わたしが6月1日から自分で決めているクールビズスタイルはこれです。
1.インヴィジブルソックスを履く。
この期間中は普通のソックスはやめてインヴィジブルソックスにいたします。夏のピッティ・ウォモに参加して95%以上の方がソックスを履いていません。やったこと無い方は石田純一みたいとか茶化さないでいちどトライすることをおすすめします。 実に涼しいものです。
履くのはハリソン社インヴィジブルソックス。当店にもご用意しています。
2.ニットタイ
この時期でも私はネクタイが好きなのでネクタイを締めますがシルクのニットタイを締める日が多くなります。透けるようなその外観が夏にいい気がして。
ザックリとした味わいが好き。フィレンツェのリナシェンテで見つけました。
3.ブレスレットの腕時計
革ベルトの腕時計は汗で蒸れてこの時期は正直厳しいので金属のブレスレット式の腕時計をつけます。
革ベルトはクラシックですがこの時期は厳しい。今見ると年季が入っています。