ピッティイマジネウォモのあとはミラノに移動し、一社を訪問、打ち合わせ。その後好きなナヴィリオ運河近くでステンレスタンクからの美味いワインが飲める立ち飲み店を発見した幸せな夜。




ナヴィリオ運河



タンクからグラスなみなみの赤ワインが3ユーロで飲める酒呑み天国

そして夜が明け、今回初めての地スペイン、マドリードにミラノリナーテ空港から向かう。わたし共夫婦にはカラヴァッジォ巡礼という旅の言わばライフワークがある。世界三大美術館とも言われるプラド美術館のあるマドリードには3枚のカラヴァッジォを擁する。今までチャンスがなかったがマドリードはどうしても行きたい場所だった。

美術館巡礼のことは巨匠たちのことを語りたいので帰国後書くことに。

飛行機の窓から赤茶色のスペインの大地を眺めながらマドリード国際空港に着く。マドリード国際空港は巨大、ここから30分でセラーノ地区のホテルへ。街と公園の瀟洒な美しい佇まいはまるでロンドン。マドリードの人々の顔はイタリアとは少し違い男性は濃度が濃く、女性は美しい人が多い。まず近くのカフェ「マジョルカ」でタパス、サンドウィッチをつまみながらカヴァで無事マドリード入りを祝う。



マヨルカのカプチーノ
 

巨大なプラド美術館、巨匠たちの絵との対峙。特にお目当てのヒエロニムス・ボシュ「快楽の園」の悪徳の絢爛たるや。絵に表現されたオールドマスター達の人生に圧倒される。小雨降る中、疲労困憊でホテルに帰る。夕食は簡単に近所でと思ったがホテルのスタッフからタクシーで10分ほどのマヨール広場近くの料理屋を教えてもらう。タクシーで降り店はすぐに見つかった。シェリーで始め、本場のオムレツ、カラマリ、パエリアを楽しみこの日は暮れる。



マドリード、セラーノ地区



マドリード、セラーノ地区




マイヨール広場近くの料理屋。トルティーヤ、カラマリ




マイヨール広場近くの料理屋。海の幸パエリア