再会は5年前北海道に行く飛行機内、座席の前のポケットに入っていた機内誌をぺらぺらめくっていたら知っている顔が紙面におどっていた。日本最高のシニアソムリエとして紹介されていたのは阿部誠シニアソムリエ。彼は30年前当店の二階にあった新フランス料理ルウイのギャルソンとして2年の月日を送った。彼はまだ若かったのでそこで彼の夢が実現したわけでなく、きっと少しの失意もあってこの場所を去っていったのかもしれない。それから札幌のレストランを経て、銀座のホテル西洋銀座にオープンの時から従事。あの有名な田崎真也のもとでワインの真理をめざして学び、日本ソムリエ大会でで優勝、ヨーロッパで開催の世界大会の日本代表と輝かしい経歴の数々をほしいままにしたのは阿部さんのたゆまぬ努力の賜物にほかならない。
阿部誠さんが名古屋のフレンチ「壺中天」でシャンパーニュ「ボーモン・デ・クレイエール」のセミナーディナーを催すことを知り、昨日ひとりで参加した。久しぶりに会う阿部誠さんは堂々と説得力のある語り口でシャンパーニュを語った。酒は大好きだがけっしていい舌を持ってない私にはもったいないかもしれないが素晴らしい料理と、シャンパーニュ地方の生産者組合がもととなった誠実な作り手「ボーモン・デ・クレイエール」が織りなす味わいは阿部誠さんの解説で素晴らしいものとなった。
阿部誠さんが名古屋のフレンチ「壺中天」でシャンパーニュ「ボーモン・デ・クレイエール」のセミナーディナーを催すことを知り、昨日ひとりで参加した。久しぶりに会う阿部誠さんは堂々と説得力のある語り口でシャンパーニュを語った。酒は大好きだがけっしていい舌を持ってない私にはもったいないかもしれないが素晴らしい料理と、シャンパーニュ地方の生産者組合がもととなった誠実な作り手「ボーモン・デ・クレイエール」が織りなす味わいは阿部誠さんの解説で素晴らしいものとなった。
30年前お互い未来はまったく霧の中で見えない若い頃を過ごしたが、今や世界の名士が集まるレストランで堂々と美酒の来歴を紹介する仕事についている現在の彼の姿をみて嬉しい気分になった桜の季節。
阿部誠シニアソムリエと
阿部誠シニアソムリエと
メモ、昨日シャンパンについて学んだこと
- シャンパーニュ地方はパリの東北、TGVで40分
- シャンパンは法律で白とロゼのみ。赤は無い。
- シャンパンに使うぶどうは「シャルドネ」「ピノ・ノワール」「ピノ・ムニエ」の三種類
- シャンパンはワインを作り、その後、少量の砂糖、酵母を入れ瓶内発酵し美しい泡を得る。(瓶内二次発酵}
- キュヴェという第一搾汁をさらに精製したクールドキュベを「ボーモン・デ・クレイエール」は使用
「壺中天」アミューズ。アボカド、桜えびのクロックムッシュ
「ボーモン・デ・クレイエール」グランレゼルブブリュットと
「壺中天」ホワイトアスパラとBONDABONの生ハム
「ボーモン・デ・クレイエール」ブランデブランと
「壺中天」ラパンのバリエ
「ボーモン・デ・クレイエール」ノスタルジー
「壺中天」クレームダンジュ いちごとメレンゲ
「ボーモン・デ・クレイエール」フルールドロゼミレジム