昨日はシモちゃんと退院したばかりのK君と稲葉地、八千代味清さんに行きました。入院中からメッセージをやり取りしていて、退院したら八千代味清さんに行こうと決めていました。
K君は飲まないのでハンドルキーパー。おかげでシモちゃんとぼくは生からメガハイボールで宴会モード。つまみにと頼んだのが唐揚げ。
何気なく口にしたのですが、カリッとした中には肉汁たっぷりの美味しさに不覚にも感動。贅沢な話ですが、近ごろ旨いものに慣れてしまって食い物に感動するこころを忘れていました。ハイボールにもぴったりで唐揚げおかわりもしました。美味いものは重ねて食いたい食いしん坊です。
ここ八千代味清さんはウチの近所にあった名洋食店、八千代本店の分店。若い頃K君のお母さんに八千代本店でご馳走していただき、ここはヒレカツも美味いけど唐揚げが美味いと教わったのでした。当時Kくんはアートディーラーとして主戦場はニューヨーク。Kくん抜きで連れて行ってもらったと記憶しています。
その形状は大きく普通のより色が黒い。若いわたしには驚きの旨さでした。味清さんでそんな思い出が蘇りました。鶏の唐揚げはぽっと出でも作れますが、漬け方、揚げ方、鶏の扱い方などノウハウがあるのでしょう。先代八千代から引き継ぎ40年以上作り続けた味はひと味もふた味もちがいます。
シメは看板料理のヒレカツ。サクサクの衣の中はあくまでも柔らかく。別の深めの小鉢に入ったウスターソースにトプンとつけて。ミソじゃなくずっとずっとウスターソースがいい、わたし的には。
