本日から秋冬素材のオーダーを開始いたします。

お盆休みが過ぎて、今日から営業いたします。まだまだ暑いですが、オーダーいただいて出来上がる頃はおしゃれを楽しめる秋となります。入荷した秋冬スーツ素材のご紹介を今年も本日からはじめます。

ロロ・ピアーナ ウインターオーストラリス150

やはり当店が日常使いできる素材として世界最高の秋冬スーツ素材と考えるロロピアーナ、ウインターオーストラリス150から。

一昨年ロロピアーナウインタータスマニアン150が廃番になり、ウインタータスマニアンを多くのお客様に推薦していた当店としては落胆しましたが、ほぼ同じ仕様でウインターオーストラリス150と名前を変えてこの秋冬登場いたしました。

これは3シーズン素材が好まれスーツ素材が薄くなってきた反動でお客様から、「しっかりした素材でドレープ感もきれいなもの」を求められた声にロロピアーナ社が応えたということでしょう。当店も自信をもって柔らかさとしっかり感が高い次元で両立するこのウインターオーストラリス150をおすすめいたします。今回「ブルージェントリーストライプ」「チャコールグレー無地」「ダークネイビー無地」の3種をまとめて買い付けてお求めやすい価格でオーダーいただけます。エレガントで威厳のあるスーツに仕立て上がります。

ロロ・ピアーナ ウインターオーストラリス150
スーパー150 オーストラリアン ネイティブ ウール100%
「ブルージェントリーストライプ」
「チャコールグレー無地」
「ダークネイビー無地」
スペシャルプライス オーダースーツ価格118,000円(税込)

ジレの追加は26000円(税込)となります。ウインターオーストラリスのお仕立ては平面的ではなく立体的なスーツに仕立て上がる本バスフル毛芯仕立てがおすすめです。当店の洋服はすべてひとつの日本国内工場縫製、本バスフル毛芯仕様、本切羽、角台場、リアルホーンボタン、キュプラ100%裏地は標準仕様です。多くのセレクトショップが頼りにする日本最高モデリスト柴山登光先生作成パターンを使っています。

ブルージェントリーストライプ
チャコールグレー無地

ウインターオーストラリス150とウインタータスマニアン150の違い

スーパー150の原毛をフォーハーネスの綾織で密度高く1mあたり340gで織り上げているウインタータスマニアンと全く仕様が同じとロロのスタッフからも聞いています。

その中で違いを検証してみると見た目での違いはセルビッチ(織り耳)が緻密できれいになったこと。セルビッチの綺麗な反はいい織物と言われています。ウインターオーストラリスはオーストラリアンネイティブのエキストラファインメリノだけを使っています。コストの高い良い原毛が使われている印象で、ツヤもさらに美しく、手触りもわずかにソフトになっている気がします。

上がウインタータスマニアンで下が新ウインターオーストラリス。織り耳は美しくなった。なめらかになっているのが画像でもわかります。
左が新オーストラリスでツヤが美しくなっています。