ピッティイマジネウォモに2日たっぷり費やしたあと、ミラノの列車で移動し、今は午前3時早朝ミラノ、スフォルツコ城近くのホテルです。

お客様から店主はしょっちゅうイタリア出張していますが、イタリアのおすすめはどこですかとときどき尋ねられます。そんなまずローマとフィレンツェ二都市巡りをおすすめします。イタリア旅行というと、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ローマ、ナポリを一週間から10日でまわるツアーに参加される人も多いようで正直これではとりあえず行ったことがあるという御朱印をいただいたみたいな経験で街や歴史を味わうことにはまずなりません。本当はローマ、フィレンツェなら1都市5日が理想ですが 、最低一都市3日は滞在しないとその濃密なコンテンツを味わうことは不可能です。

そんな魅力がいっぱいのフィレンツェにピッティイマジネウォモが開催されるため約30回以上通っているわたしは間違いなく幸せ者です。

ただこれだけ通っていると麗しき街フィレンツェに到着しても今では残念ながら感激することはなく、ピッティでどんな仕事上の成果を得るかが頭にのしかかるのが本当のところです。

今回追ってこのブログで報告するピッティイマジネウォモ会場のフォルテッツアバッソに10時から午後4時過ぎまでずっといて、わたしが世界一の居酒屋と呼ぶトルナブオーニのプロカッチでグラス一杯のイタリア産ロゼとトリュフのパニーニで疲れを癒し、それから7時半予約した夕食までフィレンツェ中心部を散策しました。

トリュフと卵はあうんです。一個4.5ユーロ
この一杯で疲れが消滅
ホッとする店内

慣れ親しんだ景色だとはいえ、澄んだ空気の冬の夕闇の中で改めてこの街を見るとその美しさに衝撃すら受けてしまいました。

フィレンツェ市庁舎
チェリーニ作ペルセウス。残虐なシーンを詩情豊かに描いた彫刻
ジャンボローニャ作サビニ女の掠奪
アルノ川とポンテベッキオ
ポンテベッキオを歩くと橋であることを忘れる
ポンテベッキオからアルノ川
世界一美しい通り、トルナブオーニ。
サンタスピリト教会の何もないファザードも好き。