気がついてみたら今年ももう4月です。昨日はおついたち。小雨の中を墓参しました。家から覚王山の墓地に行く途中、桜の名所の水道道を通りました。ことしも桜の満開の日がきたようです。名古屋市内の桜の名所、山崎川沿いも美しい桜を見ることができました。



ブログに書きましたが先週木曜ビルボード東京でのヴァン・ダイク・パークスのライブを見に行きました。若い頃東京に行く目的は服探し。ずっと原宿千駄ヶ谷界隈を洋服を物色しにぶらぶらしたものです。今ライブに行く以外、東京で空いた時間はアート巡りとなります。やはりすぐれたアートはプライスレス。そんなアートを見るのが贅沢でかつ心に栄養を与える時間だと信じています。
その日はちょうど桜を愛でる時期ですので、皇居の三の丸庭園に行きがてら三の丸尚蔵館に寄ることに。ここでは皇室所有の伊藤若冲の代表作「動植綵絵」の中の二幅「桃花小禽図」 「牡丹小禽図」を拝覧いたしました。相国寺が廃仏毀釈の嵐の中で皇室に伝わるこの若冲は日本のアート界の最高峰であり、ワシントンで開催したこの「動植綵絵」展覧会は多くの人が押しかけたように世界の宝でもあります。その中の2枚ですがじっくりと楽しみました。


その後三の丸庭園で桜を楽しみ、竹橋駅から地下鉄で上野公園内の東京都美術館「ミロ展」に移動、ジョアン・ミロが人生を通して描いた作品を俯瞰的に見られる回顧展でした。ミロといえばあのよくあるかわいい抽象画的な作品ですが生涯を通してセンスの良さが光る絵ばかりでした。小学5年生の時大阪で万博があり、ミロはガスパビリオンの壁画を手掛けるため来日したのですが、その時のインタビューで墨と毛筆で絵を描くのが夢と語っていたのです。小学生の私はそんなことが夢だったのなら、なんとか見ろさんに住みと毛筆を手渡せないかと妄想していました。




その後、三菱一号館美術館でビアスリー展を見ました。25歳の若さで亡くなったビアスリーはラファエロ前派の人たちが活躍した時代に重なり、ミステリアスな白黒の絵で知られています。有名なサロメの挿絵もあり多くの人達が来ていました。


3つの展覧会をはしごしたのですが、わたしにとってアートは人生の栄養です。これで春のお客様の多い時期をがんばれる気がしました。