10月になって秋風が吹き、夜は寒い日もあります。秋冬のオーダーのお客様が増えてまいりました。
店主もそろそろ今年の一着をと考えています。15年前に仕立てたのタスマニアン150のグレーチェックスーツの年季が入って来ました。それに替えて今年の秋冬のために買い付けたロロ・ピアーナ オーストラリス150のミディアムグレーシャークスキン&ブルースモールチェックで仕立てようと考えました。

直近のスーツを着てサイジングをするのが最も確実。
ブログにも書きましたが最近ダイエットしているので直近のスーツよりほんのわずか細めにするつもりです。リバウンド防止の祈りを込めて。直近のスーツのデータとそのスーツを着た印象を照合してサイジングすれば完璧です。


ディテールは素材の表面感を考慮に入れて。
ネイビー無地のネクタイを合わせるつもりなのでキュプラ100%のネイビー無地のサテンにすることにしました。表面がつやのあるグレーなのでボタンはツヤ有りの水牛ボタンにしました。素材の表面感によりツヤ有り、ツヤ無しを決めるのが基本です。
さてあとは出来上がりを楽しみに待つのみ。これは洋服屋であってもお客様と同じ気持ちです。
