水曜日、新橋ビアライゼ98に行ったとブログに書いたら大学の頃の友であるタカシから勤めている会社がビアライゼと近いとメールをくれた。昨日も東京に出かける用事があったのでタカシと連絡をとってビアライゼで会うこととなった。4時40分に店に着いたので迷わずカウンターに席を取る。待つ事3分ほどでタカシが来て再会を喜び、お店おすすめ生ビール丸エフでノドを癒す。あてにはお店の名物メンチカツ。店主の松尾さんが昔ながらのビアサーバーからグラスにそそぎ豪快にこぼし適量の泡にするまでナイフで手早く泡を削る。 名人技でにつがれたグラスの生ビールを店主は手のひらにのせてカウンターの客に提供する。ビアライゼ98は大きい店だがカウンターは数席しか無い。カウンターの客のみそうやって作られたつかの間の命しかない最高の状態の泡を堪能できる。タカシとお互いの近況を話しながら何杯かあけたが、わたしがハイボールが好きな事を知るとぜひもう一軒だけ教えたいという。新橋から銀座まで電車を使いエルメスビル裏のバー「サンボア」に移動。有名な店で名前は聞いた事は有ったが行った事はなかった。オーセンティックなバーで例のごとくカウンターに。サントリーウイスキー角瓶がキンキンに冷やしてありそれを大振りのグラスにな3cm?4cm注ぐ。バーテンダーの手を見るとメジャーが有るわけではないがその量極めて正確。そしてウイルキンソン炭酸を瓶一本ざざっと注ぐと丁度グラスぎりぎりで止まる。そしてレモンピールをぴゅっぴゅっと降らし仕上げる名人芸をここのカウンターで見る事ができる。わたしは通常ブレンドスコッチウイスキー「デュワーズ」専門だがこの状態で飲むサントリーの角瓶のハイボールは通常の角瓶ハイボールとはまったく別物で気高ささえ感じる。短い時間だったがこんな素敵な空間を教えてくれたタカシにはほんとうに感謝。
P1010508
金曜日はメンチカツ ビアライゼ98
P1010516
サンボアのハイボールは氷無しで。
P1010514
ナイスガイ タカシありがとう! 銀座サンボア前で。
ほろよい気分で銀座線に乗り、本来の目的である外苑前アクアビットで開催のドーメルジャポンさんのパーティに参加。ドーメル本社代表取締役社長
ドミニク・ドーメルの父本年5月逝去のグザビエ・ドーメルの追憶イベントとなる。こういうお別れの会のパーティに参加するのは初めてだったので何を着ようか迷ったがドーメルロイヤル12で仕立てたペンシルストライプスーツと白無地のシャツ、深い濃紺無地のネクタイをディンプルを作らず締めて胸にはブラックのポケットチーフというスタイルに決めた。パーティの装いで最悪なのは浮いてしまうようなスタイルをすること。事前にドーメル社の担当野沢君に相談したのでおかげで場で浮く事はなかった。ドレスコードで迷った場合は事前に主催者に状況を聞き相談するのがいい。会場に着くとファション界の重鎮達のそうそうたる顔ぶれが揃っている。地方のいち洋服屋なのにこんな素敵なパーティにお誘いいただきドーメルジャポンさんに感謝。ひさしぶりの華やかなパーティを終電の時間が許す限りたのしんだ。
P1010540
ファッション界のそうそうたるメンバーがそろった中ドーメルジャポン加賀美社長あいさつ。 
P1010529
ドミニクドーメル社長、尾洲屋佐川くんと
P1010595
オマール ドーメルのロゴのDが
青山アクアビットにて

P1010600
ヒレ肉 青山アクアビットにて 
P1010615
ドルチェ ドーメルの名前入り 青山アクアビットにて
P1010657
おみやげにファッション書とドーメル社特製メジャーをいただく。