長谷寺を参詣した後、そばの名店「かみ六」に新そばを打ちはじめたと聞きクルマを30分走らせ名張へ。のれんをくぐってすぐにせいろとかけを注文。クルマなのでお酒のかわりにキリンフリーとそばみそ、いくらおろしをいただきながらそばがゆであがるのを待つ。11月に入ると新そばが食べたくなる。新そばの緑の色をみるとわくわくする。まずせいろをひとはし、今年はじめての新そばを愛でてしあわせ。そばの一本一本が口の粘膜を心地よく愛撫する。ずっとせいろいっぽんだったが今は温かいかつおだしに浮かぶ新そばのかけも大好きになってきた。

かみ六」のご主人山村順一さんはわたしより一つ上で若い頃、千葉県柏市のそばの超有名店「竹やぶ」で修行された中部のそば打ち名人。名古屋の春風荘の兄弟子にあたり若い頃からなかよくしていただいている。名張で独立されてから山村さんのそばをいただきになんどかうかがった。最近はfecebookでも友達で新そばのことを聞きいてもたってもいられなくなった。スギハラともいったことがあるが友とじっくり時間をとって「かみ六」の味を楽しみたいものだ。

かみ六
住所 三重県名張市中町348
電話 0595-64-1498
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00
定休日 木曜日(ただし、祝は営業)
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入り口に新そばの字が
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まずはそばみそから お酒が飲めないのが残念。
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いくらたっぷりのおろし
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新そば、ことしのひと口目
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そば湯がまるでポタージュのようでたまらない。
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かけが好きになったのは大人の証拠?老人化の証拠?
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山村さんとは30年来のおともだち。
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お店の庭の紅葉もそろそろ色づいて来た。紅葉をみながら新そばはいかが?