当店でもオーダーシャツで人気のあるロンドン、カーナビーストリートのデパート「リバティ」がリリースしているリバティプリント。コットン100%がよく知られていますが今回、当店のオーダースーツ、オーダージャケットの裏地として使えるキュプラ100%として使えるリバティプリント「モーティマー」が出ました。「モーティマー」はウィリアム・モリスの壁紙をもとにしたデザインで、1879年に初めてプリントされました。ネイビーとオフホワイトのツートーンのひまわり、葡萄がアーツ&クラフツスタイルの特徴である対象にレイアウトされ反復しています。今回、スーツ・ジャケットの裏地としてご用意いたしました。
リバティプリント「モーティマー」キュプラ裏地はスーツ、ジャケットに追加料金プラス3000円(税込)でお選びいただけます。
アーツ&クラフツ運動とは
(ウィキペディアより抜粋)
アーツ・アンド・クラフツ運動は、イギリスの詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリス(1834?1896)が主導した1880年代から始まったデザイン運動である。
ヴィクトリア朝の時代、産業革命の結果として大量生産による安価な、しかし粗悪な商品があふれていた。モリスはこうした状況を批判して、中世の手仕事に帰り、生活と芸術を統一することを主張した。モリス商会を設立し、装飾された書籍(ケルムスコット・プレス)やインテリア製品(壁紙や家具、ステンドグラス)などを製作した。生活と芸術を一致させようとしたモリスの思想はアール・ヌーヴォーなど各国にも大きな刺激を与えた。日本の柳宗悦もモリスの運動に共感を寄せたひとり。柳の民芸運動は日用品の中に美(用の美)を見出そうとするもので日本独自のものであるが、アーツ・アンド・クラフツの影響も見られる。