昨日休みは午前中東京出張、午後11時に竹橋駅近くの東京国立近代美術館に「「窓」をめぐる建築とアートの旅」展と鏑木清方展を見に行く。展覧会は面白いインスタレーションもあったり楽しむ。鏑木清方も幻の絵築地明石町の美人がについてまったく知らなかった。どこが幻なんだろう書きかけなのかなと、落ち合った娘と話していたら、見に来ていた見知らぬ人にしばらく行方がわからなかった絵だと教えていただいた。江戸の情緒に溢れる画風を楽しんだ。
東京国立近代美術館
東京国立近代美術館の眺めのいい部屋から
このあたり、つまり皇居周辺は大嘗宮の公開があり多くの日本だけでなく外国からの善男善女が多く歩いているのにちょっとびっくり。都心の高層ビルをバックに美しい皇居の秋が見られて幸せな61歳最初の日。
美しき帝都
夜には7月に旅立ったジョアン・ジルベルトトリビュート・コンサートをめぐろパーシモンホールに聞きに行く。ステージをみながら、頭の中ではずっと2006年に最前列近くで見た憧れのジョアン・ジルベルトのライブのことを反芻していた。自分一人の歌とギターというミニマムな構成で完璧な音楽世界を構築したジョアン・ジルベルトの世界に二度も直接触れた思い出があることを誇りに思いながら。