今朝、雨が降るなか角を曲がる自転車とすれ違いました。あっ、と思ったらもうすでに走り抜けていましたが、髪を乱しながら自転車をこいでいたのは同級生のKくん。調べたわけではないですがたぶん彼の勤め先から判断するといまKくん自治体のコロナ対策の最前線にいるはず。普段はいっしょにゴルフをしたり、飲みにいったりしたこともあるいい人物ですが、今はきっと休む暇が無いほど忙しいはずで、電話ももうしわけないのでしていません。今朝はきっと自宅から職場まで出勤の途中。寝る暇もないほど忙しいのかなと心配していたがどうやら元気そう。彼の活躍もあり、われわれの地域も、コロナでひどいことにならずに済んでいます。低俗なマスコミは行政が悪い、政府が悪いなどと自分は安全な場所にとどまりながら言っていますが、未知の病原体にKくんをはじめ、医療関係者など多くのひとたちが一つずつの対策をしながら立ち向かっています。忙しいKくんに直接伝えられないけどほんとうに感謝しています。
先日、当家ででたゴミを回収してもらうためゴミ袋を早朝に店の前に置いておきました。すると回収するまでほんの10分くらい目をはなしていたらカラス数匹に襲撃され、袋を破って獲物の生ゴミを引き出され、生ゴミが散乱してひどい状態になってしまったのに気がつきました。気分が滅入りながらも、かたずけようと思っていたその時、ゆっくり移動する回収車と、走ってゴミを集めるスタッフがちょうど来て、その散乱したゴミを回収車に積んであったおおきなちりとりで一瞬にしてさらって回収車に放りこんで処理をすませました。その仕事の見事だったこと。わたしが散乱したゴミを集めるとしたら30分はかかっていたはずで彼らはほんの1、2秒の瞬間のしごとでキレイさっぱり。朝こういったプロがいるから街は美しく保たれます。頭が下がる思いでした。
街に住むと、自然な森や林や海や川はありません。空気はおもいっきり深呼吸はあんまりしたくはない感じ。住んでいる場所は両隣にビルが並んでいるため日照時間は短く、ベランダでプランターもうまく育てられません。でも間違いなく便利で暮らしやすいのが街。そんな街をみんなが支えています。