ポケットチーフを挿すとスーツがぐっと高級に見えると書きました。
では絶対ポケットチーフを挿さなければならない場合について書きます。それはフォーマル特に結婚式、パーティーなど慶事(よろこびの会)のときなのです。ダークスーツ、ブラックスーツ、タキシードを状況に応じて着用するわけですが主賓、ホスト、客はポケットチーフをしてホテルなど会場スタッフはチーフをしない。ときどきタキシードを着たらホテルのボーイに間違えられたという話を聞きます。チーフをしたらそういう事態は防ぐ事が出来ます。ブラックの時はやはりチーフの色は、純白かオフホワイトでしょう。インフォーマルになれば色のものを選ぶのも楽しいと思います。チーフの挿し方はどんな挿し方でもかまいません。
一番簡単なのは無造作にふわっと入れる「パフド」(古い人はPaff the magic dragonという歌を思い出すかも。)キザに見えるかもと心配な方は長方形に折って胸ポケットの深さ(約12cm)より少し長めに折り胸ポケット深く差し入れ上の方をまっすぐ少し出すTVフォールドが生真面目な雰囲気がでていいでしょう。 

hikaku
 

左は慶事の時TVフォールド、右のようなチーフ無しはお祝いの席ではホテルスタッフに間違えられます。(服地ロロピアーナタスマニアン150`s シャツルイジボレッリ  ネクタイアンジェロフスコシルバー無地セッテピエゲ. チーフはシルク100%)