少ない打数であがれば良いというじぶんだけがたよりのシンプルな競技、ゴルフは楽しい。もうひとつのゴルフの楽しみはお洒落を楽しめること。ゴルフ場という閉ざされた異空間を挟んでビフォアゴルフ、プレーゴルフ、アフターゴルフの3つのシーンがあります。「変身」を楽しめるのもゴルフの大きな喜びのひとつです。

ビフォアゴルフ
ゴルフ場に行くとき多くのゴルファーはプレーをするスタイルの上にジャケットをはおるというスタイルですがそれで良いと思います。ゴルフ場のフロントで署名するときにジャケットを着るのは必須ですしオスマしな感じで悪くありません。 アフターゴルフのスタイルでゴルフ場に来る人もいますがそれもいいでしょう。

プレーゴルフ

  • ゴルフ場は「異空間」で日常を離れる場所でもあります。ゴルフブランドのすこし派手目なスタイルを選んでみましょう。街とは違うお洒落を楽しむことができます。ボトムがデニムではなくシャツが衿無しでなければどんなきれいな色でもかまいません。ヴィヴィットな色合わせをこの際楽しんでしまいましょう。
  • シャツを「イン」にすること。ストリート系に影響を受けたスタイルのゴルフウェアも多くなりましたがシャツを「イン」にすることだけはお約束です。
  • 機能」も大事。普段はクラシックなスタイルで100%天然素材にこだわっていますがゴルフでは汗を発散する機能、ストレッチ性、UVカットなど機能があるとアウトドアでのプレーがより快適になり良いスコアが期待できます。雨でも備えあれば憂いなし、撥水性も必要です。ポリエステルなど合繊使いの機能が良い素材がプレー中はおすすめです。
  • 最近は少なくなりましたが名門といわれるゴルフ場で「ゴルフブランドのカーゴパンツでも禁止」などという不合理なドレスコードがある場合もあります。そんなときは文句を言ってもしょうがありません。ドレスコードの中で楽しみましょう。名門コースに出かけるときはメンバーに前もって尋ねたりコースに聞いてみましょう。

アフターゴルフ
プレーが終わって、健闘をたたえあう時間、カントリークラブから街に戻る時です。

  • ジャケットスタイルが基本ですがビジネスウェアよりすこしリゾートを感じるスタイルにしましょう。ジャケットはクラブライフをイメージできる濃紺ジャケットでもいいですし、カントリーライフをイメージできるツイードジャケットもいい。大事なのは「楽しむため」のおしゃれだということ。そういえば以前はツイードジャケットのことをスポーツジャケットとも言いました。今のスポーツという言葉とはすこしちがいますが田舎で仕事を離れて着る服という英国趣味の暮らしをイメージできます。
  • プレーは終わったのですからゴルフブランドでないものを着るのがポイントです。プレー中とは違いアウトドアでの「機能」は必要ではありません。ウール、コットン、リネンなど天然素材100%にこだわってみましょう。
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先輩とちょっと派手なパンツでゴルフを楽しむ。ツインフィールズゴルフクラブにて