一昨日大阪の仲間と名古屋東区徳川園を訪れた。中学生、高校生の頃、徳川園は学校の近所でよく訪れた場所だ。友人イナガキの家は門の前だった。園内にある徳川プールで体育の授業をした覚えもある。現在はナゴヤドーム前にある東図書館も園内にあってよく試験勉強に通ったものだ。当時は寂れた感じがする公園だったが久しぶりに訪れてみるととても整備されて美しい公園に変わっていた。蓬左文庫というのは当時からあったが高校生のときはバカだったので何かわかっていなかったが改めて由来を聞くと徳川家の蔵書だそうだ。蓬左とは名古屋の古い別名熱田神宮が伝説の蓬莱島にあたるとされその左に位置する事からこう呼ばれた。初めて中に入ったが木組みの屋根が美しく古くから伝わるアーカイブとして文化の香りが高くたちのぼる場所だ。その中で古書展が開催されていたので美術書を何冊か購入した。
高校を卒業してからの33年の日々はあっという間にも思えるし永遠にも似た限りなく長い時間にも思える。若い頃いた場所がすこし化粧を変えて現れた昔のガールフレンドのようにも見える。むかし悪ガキ達が通った喫茶店ドルフィンもとてもこぎれいになり、新出来町から高校正門に至る狭い車道(くるまみち)も区画整理に長い時間がかかったが今みると広く整備されていた。和菓子の名店「芳光」に立寄り川島なお美嬢が宇宙一おいしいと賞賛したわらびもちをお土産におみやげに買ってかえった。DSCN3364

徳川園正門前

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徳川美術館前

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以前と比べ美しく整備された公園になった徳川園。

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木組みの天井が美しい蓬左文庫 書庫内。

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新出来町から南を見た車道。広くなりました。

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ドルフィン、昔の名前で出ています。

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わらび餅で宇宙に名を知られた芳光 

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美しい和菓子。一つ285円