ドラゴンズ
がクライマックスシリーズファイナルステージを勝ち抜いた。 ヤクルトに2連敗したときはどうなることかと心配したが結局はドラゴンズのいつもの戦いだった。昨晩は野球を見るのが怖くて町にスギハラ、しもちゃんと飲みに出たが今日は肝臓を休めるためお酒は抜いてテレビの前に座った。野球を見るのは小学生の頃から好き。僕がドラゴンズを見始めたのはユニフォームが赤いノースリーブだったころ。今と違って最下位だった。

東京の友達は落合博満監督の事を口汚くののしるがそれは叩かれてばかりの敵チームのファンだから仕方ない。また落合博満監督の戦いがつまらないという人がいる。しかし野球を長く見てきたものとっては彼の戦い方には味がある。野球はフィールドの外にボールを出す競技というよりフィールドの中を球と選手が動き回る「遊び」でたまにしか出ないホームランで勝つのではなく球際を守りきるプレーで勝ちを拾っていく。 ドラゴンズのプレーにはそんな魅力がある。すばらしいチームに仕立て上げた落合監督も親会社の方針で今年でおしまい。残念だが8年もの間ドラゴンズを常勝球団に育ててくれたことに大感謝しかない。

試合の後のインタビューはそっけないけど、優勝の挨拶は熱くそして限りなく選手に優しい。そんな落合監督を見て目頭が熱くなった。

あとは日本シリーズが監督がドラゴンズで残した最後の仕事となる。落合監督と少しでも長く野球をしたい、選手はそんな思いではないか。勝っても負けてももう少しの間楽しもう。落合野球を。
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予定外だった胴上げ。監督うれしかっただろうなあ。
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堀川にかかる納屋橋にはこんな看板が出ていた。でもドラゴンズはもう常勝球団、ファンは熱い心でクールに応援するのだ。飛び込むやつなんていないさ。