仕事を終えると家で食事をする。妻と母で食事を作るがたまにはぼくも手伝う。また買い物にも出かける。近所に八百屋、スーパーが無いのでデパ地下か大須サノヤ、東区マルキに行く事が多い。昔我が家は店に住み込みで働いていた羅紗屋の店員さんと一緒に15人以上の大所帯で夕食をとっていた。ご飯におかず、漬け物という典型的な商家の食事でイカの胴体に野菜を詰め込んだバクダンやタクアンの古漬けを炒め煮するアホダキといういまはもう見なくなったおかずも懐かしく思い出される。妻と結婚しておどろいたのは我が家ではひとりづつ盛りつけていたスタイルに対して浜松の妻の実家ではテーブルのまんなかにその日のおかず大皿でどーんと出てくることだった。日によって餃子、とんかつ、コロッケなどそれを各人でつまみながら食事をする。餃子などは代々の得意料理でまとめてつくるので大皿一皿みんなで食べるとまた次の大皿がでてくる。我が家で餃子と言えば一人前約8個と決まっていたのでその「豊かな感じ」に驚いた。いま浜松餃子などといわれるがあれは名古屋の味噌かつ、あんかけスパなどと同じ後付けの名物。そんな事言われるずっと前から妻の母がときどき餃子を送ってくれる。

昨日はその浜松でいただいた餃子が夕食だった。最近流行の辛くないラー油を酢醤油に付けて食べるが最近ゆず胡椒を添えるのがマイブーム。 
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 丸く焼くのが浜松の実家の流儀