夜寝る前にだいたい本を読んでいる。難しい本だとすぐ眠くなるので良いナイトキャップのウイスキーがわりになる。友人のノダは飲まないと眠れないというがぼくはそんなことはない。文字を目で追っているとすーっと睡魔に襲われる。視野がぼんやりかすみ包まれるように平和な眠りの世界に入っていくので「睡魔」というより「睡天使」とでも言うべきだろう。読書灯は電球だけLEDに変えて熱くなりすぎないようになった。あとパソコンやり過ぎで遠視になったのでリーディンググラスつまり老眼鏡は必須で眠り込んでしまい寝床でどこかにころがってしまっても寝返りの際に割ってしまう危険も有り紐をつけてある。おもしろいと目が冴えるので小説はあまり読まず美術書や新書を読む事が多い。昨日読んだ本は橋爪大三郎・大澤真幸さんの対談である「ふしぎなキリスト教」。いままでヨーロッパでバチカンをはじめ教会を訪ねたり多くのキリスト教絵画に接してはいたがキリスト教についてじつのところわからない事が沢山あった。でもこの本でスッキリ頭の中が整理された気持ちで昨日は眠くならずに完読。良書ゆえ夜更かししてしまった。おすすめです。いつの日かレヴィストロース「悲しき熱帯」上下も読破したいがすぐ眠くなってしまうので読み終わるのもいつになるやら。
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恥ずかしながら私の枕元。