今日は全国的に入社式のようだ。私の一人息子もことしから社会人、東京のどこかで第一歩をスタートさせているだろう。ぼくも今夜はエルメネジルドゼニア社のミーティングと食事会があり早めに東京に入っている。息子に会ってはなむけの言葉の一つもかけてあげたいがそんなときに出向く親などいまい。遠くから、いや本当はあまり離れてはいないが今日から始まる会社生活が幸あることを祈るのみだ。

ただいま、TSUTAYA代官山に再訪中。ここの2階ANJINは雑誌のバックナンバーを読みながらお茶やビールを飲むことができる。洋服というのは文化とか風俗と無縁ではない。ここで雑誌のバックナンバーを読むのはとても勉強になる。
とりあえずメンズクラブの1965年からの創刊からのバックナンバーを閲覧。
アイビーという流れを流行らせるべく当時なかなか渡航できなかったアメリカで見聞したものを若者たちに説くスタンスだった。しょうがないかもしれないがひとつのスタイルを押し進めるということで〇〇はするべからず等のお説教口調が目立つ。 基本は人それぞれという今のスタイルとは異なるのが60年代という時代を感じて面白い。

次には1980からのブルータス創刊号からのバックナンバーをブラウジング。あのブルータスでもやはり創刊時には入れこみ過ぎ感が強く微笑ましい。それから芸術新潮を読みたかったがここでタイムオーバー。

エルメネジルドゼニアのミーティングは表参道近くのリストランテ Riva degli Etruschi でゼニア服地部と取引のあるセレクトショップ、商社、テーラーを集めて行われた。イタリアからフランコ氏、マウロ氏も来日してアットホームな雰囲気で情報交換を楽しんだ。

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TSUTAYA代官山 ANJINにて
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服地の産地イタリアビエラの名ビール メネブレア
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業界人、表参道にそろいかんぱーい!
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宴に華をそえる美しきバイオリニスト
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エルメネジルド服地部の総帥フランコ氏と。