昨日仕事の後、しもちゃんと景雲橋北「寿司幸」さんへ出かける。寿司幸さんに大間のまぐろが入ったと伝え聞いたから。まぐろは種類の違いだけで穫れた場所では味にかわりは有るものかと思っていたが大間のまぐろは一本釣りで〆方がどうやらはえ縄とは違うらしい。大間のまぐろは築地市場つまり東京でほとんど消費されなかなか名古屋ではお目にかかれないと聞いたが寿司幸の大将に聞くと最近は名古屋にも入ってくるとの事。いままで食べた事がなかったし寿司幸さんなら目ん玉がとびでる勘定ということは絶対にないから安心して食べに行った。いつもはお昼の1300円のお皿にのったお寿司をいただく。実はこれも本当に値段が信じられないほど充実しているのだがたまには男二人でカウンターもいい。カウンターに座ると大将にまぐろ目当てでしょといわれ、へへへと男二人笑う。まずほおの肉のお造りと目玉の周りの肉をグリルしたものを出してもらうもちろん大間。そして季節の魚をおつまみでいただく。これだけでも十分旨いがやはりお目当てはまぐろ、赤身と中とろを所望。赤身はひたすらもっちり、そして中トロは上品な脂で下の上でとろける。
そういってもほんとうのところは味の違いが分かるわけではない。大間とそうでないマグロを並べてブラインドテストをするときっと分からない。箱ワインやブレンドウイスキーを愛飲し、養殖のうなぎでも旨い旨いと食べてしまう程度の舌しか「あいにく」というか「幸いに」というか持ち合わせていない。でも一度は音に聞く大間のマグロってのを食べてみたいと思ったのだ。
生中を3~4杯いただきつまみの後、寿司を4かんほど握ってもらいヒモ鉄火でしめる。寿司幸さんならカウンターでこれだけのものいただいてもほんとにリーズナブル、まじめな仕事ぶりの若主人吉村さんに感謝である。
寿司幸
車:外堀通り景雲橋東の信号を北へ50m堀川沿い、愛知県図書館西裏
イカの耳のワサビ和え、イカの耳、すきなんです。
大間のマグロのグリルとほお肉のお造り
季節のお造り各種
大間のまぐろ赤身
大間のマグロ 中トロ
さよりとこはだ
ひも鉄火