今回ピッティインマジネウォモに行くにあたりどんな服を着ていこうか考えたが、結局、2年前仕立てたサファリジャケットを着ていくことにした。ピッティ会場に行くという事は自分自身も何万分の一でピッティの顔になるわけだから旅の途中とはいえ着ていく服は大事なことだと考えている。1950年頃から英国で流行しヘミングウェイも好んでで着たというサファリジャケットにはブルゾン型とジャケット型があり、日本では1970年代に流行り、その後おじさんファッションになってしまった感があった。2年前ふと「新しさ」を感じてジャケット型サファリジャケットのオーダーをあつかいはじめた。左右の胸にフラップ付きのポケット、脇ポケットはプリーツが入ってフラップにボタンをあしらってある。色はほとんどサンドベージュかカーキで素材はコットンが多い。旅で着てみるとスポーツジャケットとしてなかなか使い勝手が良い。何人かのファッション業界のイタリア人にもイイネと褒めてもらった。またピッティのいくつかのブースのコレクションでこれと全く同じディテールのジャケットを見たし、ミラノの目抜き通りのセレクトショップでも同一ディテールのジャケットがあったのでサファリジャケットがクラシックスタイルのアイテムとして認められていることがわかった。
ミラノの有名セレクトショップのショーウインドーで。左側がサファリジャケット
フィレンツェ駅前で自分撮り 18/6/2013
このサファリを着て二年間イタリア、国内といろんなところに行きました。
日本・イタリアでよくみるこのサファリを旅のアイテム(もちろんタウンでも!)としていかがですか? オーダーサロンタナカではこの夏サファリジャケットによくあう素材を2種類お選びいたしました。
日本製御幸毛織コットンリネン ツヤがありながらコットン、リネンのワイルドな表面感がサファリジャケットにはピッタリマッチします。
御幸毛織 コットンリネン オーダーサファリジャケット 46000円(税込)
ロロピアーナ ウール100% トラベルプロ、タテ糸とヨコ糸に濃淡をつけた平織りのウール100%なのでシワにもならずしゃきっとした味わいです。イタリアならではのブラウン無地の美しさがあります。
ロロピアーナ ウール100% オーダーサファリジャケット 55000円(税込)