子供の頃の洋食事始めといったら近所にあった「八千代」のひれかつか「ブギー」のカツサンドである。昭和40年代だからフレンチもイタリアンも皆無だったがそのころ中央マンション前にロゴスキーというロシア料理店があった。母に連れて行ってもらったことが一度あり、暗い内装とピロシキ、ボルシチ、つぼ焼きキノコという独特のメニューに子供心に強いインパクトを残した。その後スカイルの上に出来て、明るい感じでお値段も値打ちだったので高校生の頃ときどき通った。スカイルから移転してからは事も無かったけどロシアに行った事で思い出して名駅の堀内ビルのロゴスキーに今週の日曜日行ってみる事にした。昭和を感じる内装にご年配のかたが給仕をやっていて味は昔とかわらない懐かしさ。ああこういう味だったなあと思い出した。
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ロゴスキーにて ピロシキ
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ロゴスキーにて ボルシチ
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ロゴスキーにて きのこのつぼ焼き

子供の頃のロゴスキーの記憶があったので先月8月のロシア、サンクトペテルブルグ旅行に際しロシア料理はとても楽しみにしていた。まずサンクトペテルブルグに着いてすぐの昼食はピロシキだったが日本でいわれているような揚げた肉パンではなくオーブンで焼いたスズキのパイ包みのようだった。これとコーヒーで十分お腹一杯。夜はガイドさんに教えていただいたウオッカミュージアムという店に出かけた。メニューもよくわからず頼んだがサラダが型に入ってでてきたりしてなかなか楽しかった。キエフ風カツレツはなかから溶けたバターがじゅっと出て来て旨い。
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サンクトペテルブルグ Stelle ロシアの野菜のピロシキ
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サンクトペテルブルグ Stelle ロシアのスズキのピロシキ
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ウオトカミュージアム
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ウオトカミュージアム イワシの塩漬とビーツとポテトのサラダ

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ウオトカミュージアム グリーンサラダ

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ウオトカミュージアム ボルシチ
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ウオトカミュージアム キエフ風カツレツ

次の日はクワスを飲んでみた。子供の頃読んだ世界旅行の本に載っていて黒パンを発酵させた清涼飲料水でタンクで売っていると聞いていた。小学5年のとき開催された大阪万博のときソ連館のレストランで有ったそうだがソ連館は待ち時間が長く飲むことができなかった。齢50になってはじめて夢を実現した。夏らしいさわやかな味わいだった。夕食はビーフストロガノフ発祥の店ストロガノフレストランにでかけた。酸っぱさを感じるスープなどとても楽しめた。もちろんウオトカもいっしょに。
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エルミタージュ美術館近くの路上の売店で売っていたクワス 70ルーブル
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ストロガノフレストラン ポテトサラダ
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ストロガノフレストラン カムチャッカ風タラバのサラダ
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ストロガノフレストラン キャベツのスープ
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ストロガノフレストラン 冷製スープ
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ストロガノフレストラン 元祖 ビーフストロガノフ
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ストロガノフレストラン スズキのソテー
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ストロガノフレストラン ウオトカ
ロシアの目玉焼きは黄身の色がとても薄かった。にわとりのえさで黄身の色が変わってくると聞いたことがある。サンクトペテルブルグからヘルシンキまで帰る電車の中でフィンランドビールを飲みながらスープを飲んだりラザニアを喰ったり楽しんだ。
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サンクトペテルブルグのホテルのサニーサイドアップ
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サンクトペテルブルグ発ヘルシンキ行き特急のなかでフィンランドビールとスープ
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アレグロの中でつまみ各種
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アレグロの中でラザニア