新幹線も予約した。払い戻しできるにしろ切符も確保した。オペラグラスも買った。妻は英国フォックスアンブレラのレインコートをもっているが僕はレインコートは持っていない。すんでのところで野外競技場での雨にそなえてマッキントッシュも買うところだった。なのになのに、
中止だ。ミスターポールマッカートニー。
昨年11月は本当にすばらしいライブだった。70才を越えてのあの熱演、あの楽曲のあのすばらしさ。見た者の多くはまた聞きたいと思ったに違いない。あの日からずっとポールマッカートニーの音楽が頭の中に渦巻いていた。ポールマッカートニー名義のCDはあれから全部買い揃えた。 それからこの四月、ポールがまた来ると歓喜しすぐウェブサイトで予約をした。
ただ体調がすぐれないのはしょうがない。元気なポールマッカートニーに会いたかっただけ。今回は残念だが恨む気持ちはまったくない。前回、聞けただけでも幸せだと思うし、もし幸いにもまた日本に来てくれることがあれば必ず行きたいと思う。それほどポールの音楽はオンリーワンで、だれもポールを越えた者はいない。