昨日仕事を終えて近くのレストラン葡萄畑でラスティバーミンツのライブを見た。センチメンタルシティロマンス、通称センチのリードギターの中野督夫さんからライブがあるよと直接連絡があったからひとりででかけた。東海高校の7つ先輩で昔センチのマネージャーをしていた竹内正美さんも来ていてそのバンドで歌っていた。竹内さんはかって東京で音楽プロデュースの仕事をされて当時読んでいた雑誌ヤングギターに寄稿していたりして高校生の頃のあこがれの存在だった。そのあこがれもあり十代の終わり頃センチの事務所でたむろしていたので竹内さんにはお世話になった。その後竹内さんとはさまざまなイベントで会ったりしていたが、考え方の違いなどもあり最近はお会いしていなかったが久しぶりに元気な姿を見てうれしかった。そのバンドはその同級生が集まったバンドでつまり全員わたしの先輩になる。ステージは70年代、クリーデンス、クリアウォーターリバイヴァル、つまりCCRにより大ヒットしたコットンフィールズで始まる。内外のカバー曲、オリジナル局を6、7曲演奏しただろうか。ステージにいる全員ユニゾンつまり同じ音階で歌っていたのだがそれがなんだか懐かしくそして力強く、だんだんひきこまれていった。ビートルズだって4人ユニゾンで歌っているからすばらしい。バントってテクニックを披露するものではなくて、複数の人できちんと思いを込めて同じ節を歌うのが原点だということを気づかせてくれた。病に倒れていた中野さんのお兄さん、雅夫さんも楽しそうに歌っている姿を見るとちょっと泣けて来る。でもきっと近いうち体調がもどってあの破天荒なそして限りなく優しい笑顔に元気が戻って来るのを確信した。
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ラスティバーミンツ
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竹内さんと


イムジン河 うつくしいメロディーを持つこの曲がなぜに当時放送禁止になっていたかはなはだ疑問。