今週水曜は晴天の天気予報が出ていたので豊田市の貞宝カントリークラブにゴルフにでかけた。コースに植えられたサクラはすでに開花した木もありフェアウェイはそろそろ緑色にならんとしている。私のゴルフも開花するといいがそちらはうまくいかない。ソメイヨシノの見頃ももう目の前でもう春の気配が大気に満ちている。ゴルフを終わったあとは栄をぶらついてカジュアル服を物色した。夕方になって寒くなったのでラシックにあるセレクトショップでVIORAというフィレンツェのスカーフを見つけすぐに着てみた。スカーフひとつでなんだかおしゃれになった気分でまさに春は装いの季節と言える。当店は2月初めから春物のオーダーをはじめすでに佳境に入ったといえる。いまは花の季節とはいえまだまだ寒いがこれでいまオーダーいただいたスーツ、ジャケットが仕上がるのが35日後でそのころはもうサクラは終わり、目に青葉山ほとときす初鰹と新緑の美しい頃となっているはずで250g前後の綾織りでできた素材を着るのがきっと良い季節になっている。オーダーメイドのスーツジャケットは身体にフィットしたフォルムでできあがるがやはり納期はかかる。だからちょっとだけ今現在から離れて一ヶ月ちょっと先の未来を見てほしい。どんな季節なのか、どんなシチュエーションで着るのかそれをイメージしてオーダーすると出来上がった頃にはちょうどいい感じの季節にうつろっているはず。そして出来上がりを待つ時間もきっと楽しめると思う。
四月になるとオーダーして仕立て上がるのはゴールデンウイークの後になるので夏物のスーツ、ジャケットのシーズンとなる。今年の夏素材は「おしゃれを楽しめる素材」というコンセプトで昨年から買い付けを続けて来た。もうちょっとだけ待ってください。夏の素材、このブログでいろいろたくさん紹介いたします。
出番を待つ今年の夏素材