7月の初日はあいにくの雨。いつもの墓参にも行けないが、この日から二日間黒部・立山への旅。

宇奈月のトロッコ電車の駅にクルマで着いたのは午後一時前。 雨がそぼ降る中ちょっとテンション下がりながら宇奈月駅を出発。トロッコ電車の中に流れる解説の放送がやけに歯切れがいいと思ったらナレーターは富山出身の室井滋。トロッコ電車はトンネルの中をゆっくりとした速度でトンネルを抜けると、雲がちょうど降りて来て雲海が川面にかかり幻想的な風景。いくつか見えるダムと発電所はまさに産業遺産である。ああ小学生の時見て感動した憧れの映画、黒部の太陽の世界が目の前に現れたのには感激。ちなみに黒部第四ダムはまだ行ったことはない。黒部のトロッコ電車は雨でもすばらしかった。
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宇奈月/欅平の間のトロッコ電車の車窓から見える西洋の古城のような建物。
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ダムを見ると萌える。
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車窓からの景色。セピアにすると山水画の如し
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欅平は雨
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黒四からの水をここで発電する。
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水門を格納する建屋。まさに産業遺産

旅館で一泊して、朝、立山ロープウェイ、バスを乗り継いで室堂に向かう。春に買った登山靴が役に立つ時がついにやって来た。 昨日と違い快晴。まさに立山・室堂に向かうには最高の天気である。立山ロープウェイは7分で登りそこからバスで一時間10分山を登る。どんどん素晴らしい景色が目の前に現れる。私たちの住む地球はこんな素晴らしい場所だったのかとあらためて驚嘆する。こんな景色を見せられたら山登りを趣味としたくなった。年間でもこんな過ごしやすい季節にこんな素晴らしい天気の日はそうはないそうだ。日の本の国の八百万の神に感謝。二週間前、ナポリ・サンテルモ城から絶景を見たばかり。もし絶景運というのが有るとしたら今年は絶景運ピークだということはまちがいない。
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立山駅からフニコラーレ
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美女平から室堂までのバスの車窓から見える称名滝
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バスの車窓がこんな景色の連続に
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雪の壁
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室堂にて 逆さ立山の図
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遠くに剣岳が見える。
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室堂 アクアブルーのみくりが池
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雪渓を歩くのに登山靴が役立った。