スペシャルプライス在庫状況 2016/5/7
エルメネジルドゼニア クールエフェクト ネイビーブルー 完売いたしました。
エルメネジルドゼニア クールエフェクト ロイヤルブルー あと3着
エルメネジルドゼニア クールエフェクト ブラウン あと4着

ヤマザクラはちみつ完売しましたが再入荷しました。

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洋服屋になって35年、その長いキャリアのなかで紺無地のジャケットはずっと売り続けているアイテムかもしれない。

以前の紺ジャケ、今の紺ジャケ
ゴールドのメタルボタンを付けて紺ブレといわれていた1980年代、紺ジャケの素材といえば夏はトロピカル、冬はフランネル、春夏はウーステッドだった。いまはホップサック、バスケット織り、ワッフル素材、ジャージなどのように表面感の変化を求められるようになった。フォルムもアイビー/トラッドのゆったり真っ直ぐなシルエットからバブル期みんな着ていた肩幅広い4ボタン1掛けのダブルを経て、クラシコイタリア、ナポリ仕立てを知り、現在の丈短めスリムでコンパクトなサイジングの基本アンコンの紺ジャケに変わっていった。
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2005年のピッティ・ウォモで カラーパンツにネイビージャケット

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2005ミラノの有名セレクトショップ、アルバザールで。カラーパンツのコーデ。上着の丈長し。

紺ジャケの色
紺でも濃ければ濃いほどいいという時代が長く続いたのち、10年ほど前から明るいロイヤルブルーと呼ばれる色にスポットライトがあたってきた。明るさの度合いはどんどん進んできて5年前のロイヤルブルーはほとんどほとんどネイビーブルーに感じるほど。 

合わせるパンツの色
1990年代までは紺ジャケにミディアムグレーチャコールグレーだった。グレンチェックなどで合わせる方もあり、英国流、アメリカントラッドが紺ジャケのコーディネイトの主流だった。

21世紀になるとデニムに合わせるコーデが出現、ピッティ・ウォモの影響でヴィヴィッドなカラーパンツに合わせるコーデもでてきた。今や白パンツにあわせるコーデも全盛、ブラウンに合わせるマローネ&アズーロもいいとされている。以前のグレーが流行遅れというわけではなく選択肢が極めて広がったと言える。
またパンツはどんどん細くなり、丈は9分丈と言われる足首がでる長さがおしゃれと言われるようになった。
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2015夏ピッティ・ウォモ ニットの紺ジャケ、9分丈パンツにスタンスミス

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2015夏ピッティ・ウォモ 鉄紺のジャケットにグレーパンツ
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2015夏ピッティ・ウォモ 極細ホワイトパンツ
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2015夏ピッティ・ウォモ 濃紺のアンコンダブルにロールアップパンツ

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2015夏ピッティ・ウォモ 同じ色のグラデーションも良いとされる。

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2015夏ピッティ・ウォモ 紺ジャケもここまで明るくなった。