フィレンツェ二日目の朝。ピッティイマジネウォモにいく前に「スカルフォの回廊」に行く。ルネサンス期に生き、わたしと同じ仕立屋であった画家アンドレアデルサルトが貧しい修道会のために白黒で洗礼者ヨハネの人生を描いた壁画が有る。訪れる人は我々だけ。たまたまフィレンツェ市内の高校の授業の一環として高校生ぬ訪問客に画家と絵を説明させてくれとのこと。よろこんでイタリア語の説明を受けた。アンドレアデルサルトの絵はどこか叙情的で好き。説明の後は高校生達と日本食について臨時講義することに。偶然出会った素敵な時間でした。

ここは有名なサン・マルコ修道院の横にある行きやすい場所ですが開いている日と時間が限られています。Chiostro di scalfo で調べて行ってみてはいかがでしょう。
洗礼者ヨハネの生涯
洗礼者ヨハネの生涯
洗礼者ヨハネ斬首
残酷なシーンもなぜか叙情的
ルネサンスの表現ながら静謐な世界観。
高校生みんなに拙いイタリア語で日本料理の講義
回廊の入り口