昨晩はブルーノート栄にジョン・ピザレリを聴きに。
ジョン・ピザレリは3年ほど前、飲み友達のぱやさんに教えてもらったのだが、実はよく聞いていたポールマッカートニーの「KISS ON THE BOTTOM」はジョン・ピザレリとポールの共作だったので彼のサウンドは聞き覚えがあった。
若い頃は大きな音量でボーカルはシャウトするロックが好きだったが、そのワンパターンさに飽きてきて、優しく小声で歌うジョアン・ジルベルトのボサノヴァに惹かれたのが30半ば。ジョン・ピザレリはジャズプレイヤーでボサノヴァ歌手とは違うがその柔らかい粒立ちのボーカルと渋いジャズギターはジョアン・ジルベルトと同じように心地よい。さらりと弾く7弦ギターのサウンドに寄り添うように心の奥にすっとはいってくるような優しいジョン・ピザレリのボーカルは大好き。
It`s only paper moon,Root66などのジャズ・スタンダード、アントニオ・カルロス・ジョビンのウェイブなどをさらっとやったあと、ポールマッカートニーのSILY LOVE SONG,AND I LOVE HERを彼のアレンジで演奏、とっても素敵な夜でした。
演奏中の写真はご法度なのでブルーノートの入り口
CD購入特典でサインをいただきました。感激!ポケットチーフにストライプのネクタイ、スーツ姿もとっても素敵でした。